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「今」が幸福であればいい ~『3つの幸福』感想キャンペーン最優秀賞の感想文紹介

『3つの幸福』感想キャンペーン。
最優秀賞受賞者の感想文を順次、公開していきます

第3弾は・・・「富樫広太郎」さんの感想です。

▽ ▽ ▽ ここから ▽ ▽ ▽ 

 精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑(かばさわ しおん)先生が、
令和3年3月16日に幸福に関する本を上梓されました。

 タイトルは「精神科医が見つけた3つの幸福」。

 幸福論といえば哲学を思い浮かべますが、
樺沢先生が書かれた「3つの幸福」は哲学的なアプローチではなく、
脳科学的な切り口で幸福を説明しています。

 本書では、幸福を3つの脳内物質
「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」が
分泌されている状態としています。

 この3つの物質の効果と分泌方法が書かれているのが本書です。
 つまり哲学書ではなく実用書。

 読めば「誰でも」「今日から」幸福になれるのです。

【私の人生と脳内物質】

 本書を読み終え、自分の人生が幸福だったか振り返ってみると、間違いなく平均以下。
 しかし、樺沢先生が本書で提示されているto do(やるべきこと)を
偶然にも過去の私は実践していたようです。
 この偶然の実践により、私の人生は不幸のどん底から現在の幸福に至ったと
本書を読んで確信しました。

 私は不仲な両親と7つ離れた兄の4人家族の中で育ちました。

 公務員だった父は自信過剰で家族全員を見下し、普段、家族と会話することは
ほどんとなく、ひたすら自分の部屋にいる人でした。

 母はキリスト教徒でしたが、息子の私からすると単なる偽善者。

 幼いころから父に見捨てられた兄は、日々、ヒステリックな母親から
怒鳴られ、中学に入るころにはすっかりグレていました。

 当然、家族団らんなどは全くなく、旅行どころか、家族全員でどこかに遊びに
行った記憶すらありません。
 そんな家族の下、幼少の頃の私は、どこか怯えるように生きていたような
気がします。

 そんな家族の中で育ったことが原因なのか、高校時代は、
ほとんど友達を作ろうともせず、クラスでは半ば孤立していました。

 その後、一応、3流大学に入ってみたものの、半年も経たずに不登校。
 幸いなことに大学というところは、授業に出なくても
家に電話されるようなことはありません。
 毎朝、大学に行くフリだけは欠かしませんでした。

 当時は大学を卒業しないと、まともな人生を歩めないのではないかと
思い込んでおり、日々、自殺のことばかり考えていました。

 そんな自殺念慮の塊のような私を救ったのは、
今思えば「運動」だったかと思います。

 学校へは行きませんでしたが、市営のトレーニングジムには、
ほぼ毎日通っていました。
 しっかり運動するので、夜はグッスリ眠れます。

 本書「3つの幸福」においても運動は重要であると説明されています。
 運動で分泌される脳内物質がセロトニン。
 そして樺沢先生が「3つの幸福」において最も重要視している
脳内物質がセロトニン。

 本書ではセロトニンを分泌させるために
一番最初に挙げているto doが「睡眠・運動・朝散歩」。

 当時の私は精神的に追い詰められながらも、
知らず知らずのうちに「睡眠・運動・朝散歩」を実行していたのです。

 きっとセロトニンが分泌されて、私の精神のバランスを整えていたのだと思います。
 もしも運動を習慣化させていなかったら、自殺していたかもしれません。

 その後、大学生の私は公務員試験を考えます。
 そして学校にも行かず、試験勉強を始めます。

 誰にも相談せず、親にも言わず受験し、見事に一発合格。
 人間とは追い詰められると、とんでもない力を発揮するものです。

 私が合格した役所は、特殊な学校に入学させられ、
2年間の寮生活を強いられます。

 入学してみると同期のほとんどが高校を卒業したばかりの新卒で、4つも年下。
当然、先輩も年下。

 そして毎朝、上半身を裸にしての体操。
 掃除は毎朝・毎晩実施。
 就寝時間も消灯時間も厳格に決められています。

 当時の学校には200人弱の学生がいました。
 その200人が8人のほどの班に分かれ、その8人と一つの部屋で共同生活。
 プライベートの時間はトイレに入っているときだけです。

 キツイ2年間でしたが、辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。
 恐らくは寮生活における強制的な「睡眠・運動・朝散歩」によるセロトニンの分泌。
 更に苦しい生活を共にする仲間の存在が「オキシトシン」を分泌させていた
のかもしれません。

 このオキシトシンは「3つの幸福」において、セロトニンの次に
重要な脳内物質として説明されます。
 オキシトシンはスキンシップ(ハグ、キス等)や、友人との交流などによる
帰属意識で分泌される幸福物質なのだそうです。

 愛のない家族に育ち、学校にも行かず、友達もいなかった私にとって、
この2年間の寮生活は、人生で初めて帰属意識を持てた場所でした。

 表面上は辛く苦しい寮生活でしたが、規則正しい生活と同じ目標に向かって
突き進む仲間の存在により、精神的には充実した日々を過ごしました。

 しかし、学校を卒業し、一人暮らしが始まると、また不安な気持ちが
私を襲うようになります。

 大学生の頃、学校にも行かず、自分がこの先どうなってしまうのかと
悩んでいた頃の思いが夢となって現れるのです。

 大学を中退してしまったという挫折感が自分の無意識の中にあるのだと、
勝手に私は考えました。

 大学を卒業しよう。
 そう私は決意しました。

 その後、放送大学という通信制の大学に入学しました。
 働きながらの勉強の日々。

 通信制と言っても簡単ではなく、年に2回の期末試験は所定の場所で受験。
 落としてしまった科目もいくつかあります。

 卒業したところで、職場での処遇が良くなるわけではありません。
 土日は勉強しなくてはならないし、夏休み期間は試験にあてなくは
ならないし、得なことは何もありません。

 しかし、とにかく学習することが楽しくて仕方ない日々でした。
 勉強の面白さを初めて知ったのかもしれません。

 それは当時の私にとっての勉強が「プチチャレンジ」であり、
「ドーパミン」が適度に分泌されていたからなのでしょう。

 「3つの幸福」で最後に説明される幸福物資が「ドーパミン」。
 ドーパミンはギャンブルや、アルコールなどの中毒を引き起こす
物質でもあり、注意が必要であると説明されています。

 しかし、自己成長を促す物質でもあるそうです。
 ドーパミンを適度に分泌させる方法は「ちょいムズ」に挑戦すること
なのだそうです。

 私にとっての放送大学は、正に「ちょいムズ」への挑戦だったのです。
 普通、勉強といえば「やらされるもの」ですが、私は自らの意志で
「挑戦」したのです。

 放送大学の学生だった私は、何かの手段のために勉強するのではなく、
勉強すること自体が目的でした。
 そこに学ぶ楽しさがあり、その楽しさの裏にはドーパミンが影響して
いたのでしょう。

 放送大学は無事4年で卒業。
 あのときのドーパミンの快感をもう一度味わいたいのか、
いつかもう一度大学に入学したいと思う自分がいます。

【「今」が幸福であればいい】

 放送大学を卒業して数年後に結婚しました。
 そして結婚後すぐに長男・次男が生まれます。

 ここ10年は子育てと仕事に追われましたが、子供たちも大きくなり、
最近は自分の時間が持てるようになりました。

 金銭的にも多少は余裕が出てきたので、毎週末、映画館で映画を鑑賞し、
本を読み、その感想をブログに書くようになりました。

 また、スポーツジムにも通い始め、ジムで汗をかいてから出勤する日々を
送っています。
 昨年は「フォトマスター検定」という写真の資格試験に挑戦し2級を取得。

 更に数か月前からはプラモデル作りを始め、作っては写真に撮り
インスタにアップして遊んでいます。
 これもちょっとした挑戦かと思っています。

 冒頭、私の人生の幸福は平均以下であると書きました。
 しかし、今は幸福です。

 今が幸福であることが重要です。
 人は今しか生きられないのですから。

 過去がどんなに不幸でも、過去は存在しないのです。
 逆に言えば、過去がどんなに幸福であっても、今が不幸なら
過去の幸福など何の意味もないのです。

 「3つの幸福」を読めば、今から幸福になる方法が分かります。
 是非、一読して脳内物質をバンバン出して、皆さんも「たった今から」
幸せになりましょう。

△ △ △ ここまで △ △ △

自分の人生を「3つの幸福」の視点で振り返り、
“「今」が幸福であればいい”

幸福をめぐる人生の冒険。そして、圧倒的な自己開示。

壮大な「読み物」を読んだかのような後味。

富樫さんの”「今」が幸福であればいい”という気付きに共感し、
“「今」が幸福であればいい”と気付ける人が一人でも増えて欲しい、
と思い、この感想文を最優秀賞に選びました。

追伸
まだ読んでいない人は、そろそろ読んでおいたほうがいい。

『精神科医が見つけた 3つの幸福』(飛鳥新社)

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