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思わず涙が流れた

『読むだけでフワッと癒やされる本』感想キャンペーン。
最優秀賞を受賞した「kibu」さんの感想を紹介します。

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この本を読んで、まさか自分が泣くとは思わなかったーーーー

樺沢紫苑先生の新刊が出た。

タイトルは「読むだけでフワッと癒やされる本」だ。

タイトル通り、パラパラとめくるだけで
心が疲れている人が癒される本で、
今までの樺沢先生の本とは少し方向性が違い、
まず、手触りが柔らかくて気持ちいい。

コミックを別にすれば、
樺沢先生の今までの本とはやはり一線を画していて、
表紙も硬いイメージではなく淡いピンク色の可愛らしい、
タイトル通り「フワッ」としているやさしいイメージの本だ。

ユーチューバーでもある樺沢先生が
「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」の中から、再生回数が多いもの、
コメント欄で反響が大きかった動画、人気のある動画などを元に
41個の質問、悩みを取り上げ、
「楽にする方法」をピックアップして書かれている。

樺沢先生の本の中でも最も読みやすいと聞いていた。

1つの質問についての答は短く書かれていて、
見開き2ページでざっくりした回答が書いてあって
その次のページから解説が書いてある。

気になったところから寝転がっていても読める本という評判通り、
疲れていてもスルスルと頭に入ってくる
工夫がなされている。

しかもそれぞれの悩み相談の項目にはYouTube動画へと飛ぶ
QRコードも付いて至れり尽くせりである。

実は私は動画が苦手だ。

動画は、目と耳と頭を使い、自分のペースで受け取ることが難しい。
他人に話すとびっくりされることが多いのだが、
動画を見ると疲れてしまうのだ。

だから、大変申し訳ないが、
樺沢先生のYouTubeも動画として見たことはほとんどない。

動画は見ないで、ラジオ代わりに耳から学んでいる。

そんな私にとって、
自分のペースでメッセージを受け取ることができるこの本は、
とってはとてもありがたい本でもあった。

早速、本をめくってみた。

目次がそのまま質問になっていて、
確か気になるところをピンポイントで読むことができるような工夫がされていて、
とても助かる構成だと感じた。

さあ、どれが、私にとって気になるかな、
とパラパラとめくるうち、
目に留まったページに私は動きを止めた。

そして、 読み進めるうち、思いかけず、 胸が詰まり、
気がつくと私は泣いていた。

それはこんな質問のこんな答えだった。

Q. 体も性格も コンプレックスがあって自分を好きになれません

A. 欠点や短所もあなたの一部 「それでいい」と肯定するだけで楽になる

その次のページには、さらに細かな解説が載っていた。

「俺はダメな人間」「 私って可愛くない」と自分の悪いところに注目するほど
自己肯定感は下がります。
すると自分に自信が持てなくなり、
新しいことに対しても前向きに取り組めなくなります。

その結果、物事がうまく進まなくなって失敗したり、
そのことに萎縮したりして苦しい人生を歩むことになってしまいます。

欠点も含めて自分自身を認めていく。
「それでいい」と自己肯定していくことがとても大切です。
欠点や短所はあっていい。それはあなたの「特徴」なのです。

そして、横に、赤い字で 「自分は自分である」 と書いてあった。

自分は、自分でいい。それでいい。

胸に刺さった。
そして素直に心に浮かんだことは

この言葉を、こんな風に私の思春期に言葉をかけてくれる大人がいたら
私はどんなに救われていただろうか……

私の思春期は、「ダメな人間」「可愛くない」「愛される価値がない」
と言われながら生きてきた時間だった。

大人になり、たくさんの本を読んで、自分を癒し、
自分自身の力で少しずつ立ち直ってきたつもり、だった。

けれど。

欠点や短所もあなたの一部
それでいいと肯定するだけで楽になる

という文字を見たとき、ホッとして、心がほどけて素直になり、
身体中から力が抜けた。

自分は自分のままで生きている、もう大丈夫だと信じていたのに、
この言葉を読んだとたんに、「いや、違う」と感じた。

心の奥底で、本当は自分を偽って、
これでいいのだと無理やり妥協している部分が
自分の中にまだ残っていることに気が付いた。

樺沢先生の言葉が、
「私は、私のままで、いいんだよ」
とその荷をそっと降ろしてくれた。

自覚はなかったけれど、心の中で、
その荷はずしりと重かったのだ。

重荷を下ろすことを許されて、私は泣いたのだ。

まだまだ自分の心の奥底では、
癒しが足りていなかったのだと痛感した。

またこの質問の答えにも、胸が打たれた。

Q 自己愛を表に出すことは変なことですか

A 自分を大切にする人が人を大切にできる

自分を愛する人が人から愛される。まず自分を愛していいのです。
自分すら愛せない人を 赤の他人が愛してくれることは難しいでしょう。

まず自分を愛していいのです。

これも無自覚だった。
自分を愛しているつもりだった。大切にしているつもりだった。
けれど、樺沢先生の「愛していいのです」という許可の言葉を見たとき、
涙がこぼれおちた。

私は愛している「つもり」でいただけで、
まだまだ自分を大切にしきれていなかったのだと気が付いた。

他にはこんな質問が載っている。

Q少しでも怒られたり注意されたり嫌味を小言言われるだけで
ひどく落ち込んでしまいます

Q ストレスが溜まっているのかどうか自分で分かりません

Q 疲れがたまって心のエネルギーが枯渇している気がします

Q 人目を気にする自分が嫌です
自分らしく生きる思考のコツのようなものはありますか

どれも自分にあてはまり、気がついたら真剣に、集中して読んでいた。

この本に書かれていることは、どこかの自己啓発本に、
多少重なる内容もあるかもしれない。

けれど、なぜだろう。

この本は読めば読むほど私の心に染みこんできた。

私の心を素直に向き合わせてくれた。

短い文章とやさしいイラストが、
まだ癒されていない私の心に寄り添ってくれた。

乾いた心に水を注いでくれるような気持ちにさせてくれた。

1ページ、1ページめくるたび、
樺沢先生をデフォルトしたと思われるカバドクターが、
読者の肩にそっと手を置いて、
「大丈夫だよ」とが声をかけてくれてるような、
そんな優しい気持ちにしてくれた。

樺沢先生は、おそらく本当に、読者にむかって
「大丈夫だよ」「あなたは立ち直れるよ」
という思いを込めて書いたのだと思う。

その優しさが伝わって、届いて、私は泣いたのだ。

きっと、この本を手にした私以外の人も、
樺沢先生の想いを感じ取ることができるだろう。

本のタイトルに嘘はないと思った。

この本は「読むだけでフワッと癒してくれる本」 だ。

心が渇いたと感じたとき、この本を手に取ろう。

そして、そっと水をあげるように、
自分の心にいつも寄り添おうと、この本を読み終わって私は思った。

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