精神科医の悩み相談室

精神障害者の恋愛事情 〜精神科医の悩み相談室

YouTube「精神科医・樺沢紫苑の樺ちゃんねる」では、
読者のみなさんからの質問を募集しています。
https://impulse-ex.com/L2334/h58665/312871

毎日、5件ほどの質問が送られてきます。

毎日、YouTube動画を更新しているものの、
1日1問しか答えられない。

しかしながら、質問をお送りいただいたのに、
放置しておくのは申し訳ない。

ということで、一問一答形式の記事として、
質問にお答えしていきたいと思います。

■質問1

樺沢先生の知っている精神障害者の恋愛事情を教えてください。
(ヒレカツ定食さん、28才、男)

■質問2

仕事でミスをするとメンタルが弱くなり、後を引くことが多く
オロオロしてしまう事がよくあります。
メンタルを強くする方法がありましたら教えて下さい。
(らんさん、、50才、女)

■質問3

入院中、あるいはデイケアなどで知り合い、
患者さん同士で付き合うケースは多いと思います。
そして結婚まで至るケースもあります。

結婚した場合、互いに助け合い、精神症状も落ち着き、
ものすごくうまく行っている、素晴らしいパートーナーシップを
築いている方もいます。

一方で、結婚したものの、感情的になり、病気の症状も悪くなり
離婚するケースもあります。

ケース・バイ・ケースではありますが、
良いパートナーと出会い、支え合うことができれば、
病気の療養に物凄くプラスになるといえます。

では、精神障害者と一般の人との恋愛はどうか?

パートナーが病気を理解してくれる場合はいいのですが、
病気を理解してもらうのは、なかなか難しいです。
結果として、それが原因で別れる場合が多い。

私の患者さんで、境界型パーソナリティー障害で、
毎週のようにリストカットして、救急車で運ばれてた女性がいました。

しかし、彼女は非常に理解のあるパートナーと結婚して、
リストカットは全くなくなり、病気も安定し、
その後も幸せに生活している、という話を聞きました。

理解のあるパートナーと出会うと、病気が著しく改善する、
病気が治るということもあるようです。

ということで、私は
精神障害者の恋愛を、非常にポジティブにみています。

一人で家にこもっているのは、絶対によくない。
「孤独」は、病気を悪化させ、治りづらくさせる要因の一つです。

早くも14万部突破!!
『学びを結果に変えるアウトプット大全』
(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)

書店で見かけたら、是非、手にとってみてください。
購入したい!、という人はコチラをクリック
↓↓↓↓↓↓
アウトプット大全表紙

 

 


↓ 【樺沢紫苑公式メルマガ】の登録はこちらから(※メールアドレスを入力)