精神科医の悩み相談室

精神科の薬は認知機能が下がる!? 〜精神科医の悩み相談室

YouTube「精神科医・樺沢紫苑の樺ちゃんねる」では、
読者のみなさんからの質問を募集しています。
https://impulse-ex.com/L2334/h58665/312871

毎日、5件ほどの質問が送られてきます。

毎日、YouTube動画を更新しているものの、
1日1問しか答えられない。

しかしながら、質問をお送りいただいたのに、
放置しておくのは申し訳ない。

ということで、一問一答形式の記事として、
質問にお答えしていきたいと思います。

 

■5 精神科の薬は認知機能が下がる!?

【質問】
うつ病と診断されてしばらくかなり薬を処方されて飲んでいました。
そのとき、眠気は強いばかりでなく、認知能力も下がった気がしました。
うつで脳の血流が悪くなりしぼむという説も見かけましたが、
そのせいかなとも思いましたが、
薬によって認知能力が低下することはありえるのでしょうか。
(kawanabeさん、21才、男)

 

【回答】
精神科の薬のほとんどは、認知機能を下げます。
ボーッとするということです。

認知症の原因になるかどうかという点については議論がありますが、
睡眠薬などは、認知症の発症との関係は、疑われています。

ただ、「ボーッとする」というのは、抗うつ薬の治療効果でもあるのです。
うつ病の方が頭脳明晰だし、ネガティブな考えや不安なことばかり考えてしまう。
だから、「ボーッとする」「何も考えられない」というのは、
「うつ病を治療している」という一つの側面でもあります。

うつ病のひどいじきにおいては、
そうした強い薬を飲むことはしょうがないともいえます。

うつ症状がよくなれば、薬を減量することは可能ですから、
一時的な副作用として、乗り越えるべきです。
 

追伸
薬に関する質問について、過去の動画でも回答しています。
興味がある方はご覧ください。

『薬を飲まないで治す方法』(2分13秒)

『なぜ医者は薬を減らしたがらないのか?』(4分29秒)

 

 

 

 

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