ようやく見ました、映画『ジョーカー』。
ここまで複雑な話とは知らず油断しました。
映画を見ていて
「絶対におかしいだろ、これ」という描写が山ほどあります。
「随分、作りが雑な映画だ」
「こんな矛盾だらけの作品、今年のワーストワンだな」
「こんな病気ないから」
「ジョーカーのサイコパス設定、どこいった?」
と不満タラタラで見ていました。
最後まで見ると、「あっ」と驚く仕組みが隠されている。
「やられたーーー」
違和感をもたらす描写は、
全て伏線になっていたという・・・。
あまり詳しく書くとネタバレになるので、
この辺にしておきましょう。
単なる、
「バットマン」シリーズの前日譚とは全く次元の異なる
かなりマニアックに作り込まれた作品。
そう簡単に理解できない難解さ。
ネットで検索しても、いろいろな解釈が出ている。
見る人による解釈も異なる変幻自在な映画。
ホアキン・フェニックスの演技も凄い。
彼の演技に毒されて、気分が落ち込む人も続出しています。
お気楽な娯楽映画を期待すると、ガッカリするでしょう。
かなり骨太な、真剣勝負のような映画。
『JOKER』 樺沢の評価は ・・・・・・ ★★★★☆ (4・6)
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