最優秀賞受賞者の感想文を順次、公開していきます。
第1弾は・・・「ほりもぐ」さんの感想です。
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読み終わってまさに「やったあ!」とドーパミン的幸福を感じた私。
そばにいた高校生の娘に「私でも幸せになれるって分かったわ」
と冗談まじりで言い
「自虐的!」と笑われたのでした。
しかし本当は大真面目に、
これで私は幸せになれると確信しました。
これまでいつも幸せそうな人と幸せを感じにくい自分とは
生まれつき全く別の道を歩いているように見えていたのですが、
行動することで変えられると分かりやすく
樺沢先生が提示してくださったのです。
本を一冊読んで幸せになれるなら苦労しないよ?
ほりもぐ(私)って単純でおめでたい人だな、それこそ幸せじゃない?
そんな声が聞こえてくるような気がします。
行動してナンボ、それが心から実感できない人には難しいかもしれません。
本を読むなり、調べるなりして、それを行動に移すことが
いかに大切か知ったのはこの数年です。
私は40代も後半になって多くの困りごとに悩まされました。
足の痛みが悪化し、家の中でも這うような生活
更年期の症状と思われるうつ
子どもの不登校
アルコール依存
どれも本当に苦しいものでした。
全てをそのままにして何も変わらずにいたら、
私は今頃生きていたかどうかも怪しいのです。
絶望の一歩手前で何とかできないかとあがき、
先達から学んで知識を得、愚直に行動したことで人生が変わりました。
決して大げさな話ではありません。
神の手の名医に人工関節の手術をお願いして痛みなく自由に歩けるようになり、
勇気をふりしぼって主治医に相談してうつ病を治療し、
子どもに自信をつける親のトレーニングを受けて子どもは再登校し、
ネットで知り合った方から挫折しにくい断酒の方法を教わってアルコールを絶ち、
そして2か月前から樺沢先生の本で教わった幸せになる方法を実践し始めました。
私はいくつかのつらい経験を経て「わかる」と「できる」は違う、
できるようにするにはどうすればいいのか、
と徹底的に考えるようになったのです。
「3つの幸福」これは実用書であると樺沢先生ははじめに宣言されています。
ですから私はずっと「ここに書いてあること、何がどれだけできるのか?」
と自分に問いかけながら読んでいました。できなくては意味がないのですから、
まずは有名大学を出て一流企業に勤めてくださいというような内容では困ります。
しかし、嬉しいことに自分にもできそうなことがたくさんあったのです。
正直なところ私が実践しているのは本当に低ハードルですが、
やるのとやらないのとでは全く違いました。
「今、目の前のできることを一生懸命やる」それでいいのですから、
信じてやってみなければ損だと思うのですが、できない、
やりたくない人がたくさんいるのも事実です。
私は今、何もしないで愚痴ばかり言っている知人の顔を
思い浮かべているのですが、
多分いくら勧めてもなんだかんだ言って絶対にやらないだろうなと思います。
どうしてかはわかりませんが、行動できる人は神様仏様から
いいリソースをいただいていると誇りにしてほしいものです。
私が実践してみた、その一部です。
●セロトニン的幸福のために
・睡眠の優先順位を上げ、6時に起きたいので22時就寝を毎日目指す。
・運動は嫌いなので、VRを買ってゲーム感覚で身体を動かす。
・主婦は朝が忙しい。5分でも10分でもゴミ出しついでに外を歩く。
・寝る30分前になったら3行ポジティブ日記を書く。
書く前提で日中も良いことにフォーカスできる。
●オキシトシン的幸福のために
・子どもたちへの声掛けはできないことを見ないでできることを見る。
全てをプラスに変換するとイライラもなくなる(これだけは習ってできるよう
になったので高難度)。
・小鳥5羽と猫1匹の世話。とにかく可愛いのでトイレの掃除さえ楽しい。
・日記のついでに今日の良かったことを子どもと話し、良かった良かったと言い合う。
・外出時は、どこかに困っている人はいないかなとアンパンマンのような
気持ちで周囲を観察。何もなくても「何もなくて平和で良かった」と思う。
●ドーパミン的幸福のために
・申し込んだままになっていた仏教の通信教育を再開。レポート提出に向けて勉強。
・投資信託のトータルリターンが日々増えているのを確認してニヤニヤする。
・自分では飲酒がコントロールできないことを知り、少しぐらいなら
という考えを持たずに一生断酒を継続すると決意を新たにする。
・何か副業ができないかと模索中。何も始めていないがあれこれと考えるだけで楽しい。
それほど大したことをしていないのがわかっていただけるでしょうか。
しかしこの些細なひとつひとつが合わせ技のようになって、
積み重なり、とても幸せな毎日を過ごせているのです。
毎朝最悪な気分で目が覚めて
「今日もまた生きているのか…寝ている間に死ねたら良かったのに」
と思っていたような自分が「今日は何をしよう」
とワクワクしながら目覚めることができている。
これを幸福と言わずして何と言えるでしょうか。
樺沢先生のご著書は何冊も拝読しましたが、
最もお気に入りの一冊となりました。
今では表紙のティファニーブルーに輝くタイトル文字を見るだけで
ほんのり心に希望の火が灯るような幸せな気分になります。
素敵な本を出してくださって、樺沢先生には感謝の気持でいっぱいです。
もしも鬱々とした毎日を送っていてどうにかしたいと願っている方がいらしたら、
あまりくどくどと難しく考えずに、
この本の通りに、今の自分にできることをとにかく試してみたらどうかな、
というのが素朴で率直な気持ちです。
読んだだけでは幸せにはなれませんが「動けば」必ず変わります。
コロナ禍で皆が苦しい思いをしている中で、
ひとりでも多くの方に幸せになる方法を知っていただきたく、
慣れない読書感想文など書いてみました。
私もこれから幸せを積み重ねて、さらに人様にも幸せを分けられるように、
生きていきたいです。
GET HAPPY!
△ △ △ ここまで △ △ △
圧倒的な自己開示。
そして、本を読んでからの行動力。
今回の感想キャンペーンで、たくさんの人が、
自分の「TO DO(すべきこと)」を書いていましたが、
それらと比べて、最も具体的でかつ、リアルな「TO DO」です。
「TO DO」を具体的に書けば書くほど、実現する。
そして、幸せになれる。
それが、文章ににじみ出ている。
素晴しい感想文と思いました。
追伸
読んでいない人は、そろそろ読んだ方がいい。
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