書評/映画評

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ ~行動できない人の最終兵器

世の中、素晴らしい本がたくさん出ています。
YouTubeで、素晴らしいノウハウも無料で紹介されています。
 
みなさん「インプット」には熱心です。
しかし、それをちっとも行動にうつさない。
 
行動にうつさないと、結果が出ることはありません。
現実が変わることもありません。

 
アウトプットとは、「話す」「書く」「行動する」こと。
 
「話す」「書く」「伝える」という部分は、
みなさん、結構、やりはじめている。
 
しかし、「行動」ができない。
 
「やりたい!」と思っても、動けない。
行動できない。
 
そこで、皆さんにどうすれば行動していただけるのか?
を徹底的に研究した結果、
行動を細分化して、日常の生活、仕事などを
「小さなTO DO」に分解したのが、
私の『行動最適化大全』という本です。

 
行動するためには、
♯目標、行動の細分化
♯まず、やってみる

の2つが重要です。
 
2021年の樺沢のテーマは、「行動化」でした。
 
『行動最適化大全』でも「行動化」のコツについてお伝えしているし、
YouTubeでも、「目標、行動の細分化」と「まず、やってみる」
については、何度も、何度もお伝えしています。
 
それでもまだ行動できない人がいます。
 
そんな人にお勧めするのが、
 
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
(科学的に先延ばしをなくす技術)』

(大平信孝著、かんき出版)

です。
 
私の『行動最適化大全』でも、
かなり「細分化」にこだわって、
「踏みだしやすい一歩」を書いたつもりですが、
本書は、「これ以上、敷居下げられない」というレベルまで、
行動や目標を細分化し、
行動できない人に、とにかく一歩を踏み出してもらうための
ノウハウであふれています。
 
実に37個の、「行動化」ノウハウ、満載です。
 
37個のノウハウから、樺沢が「良いな」と思ったポイントを
5つピックアップします。
 
(1)考えすぎて動けない人は、仮決め、仮行動でよしとする
 
 「仮」という言葉をつけるだけで、「決断できない」人の精神的な敷居を大きく下げています。
 
(2)どうしても一歩踏み出せないときは、試しに10秒だけ動いてみる。
 
どんなに行動できない人でも、
さすがに「10秒」ならできるのではないでしょうか?
 
著者は、これを「10秒アクション」と呼んでいます。
「まず10秒だけやろう!」は、行動化の格好の合い言葉になると思います。
 
(3)結果に振り回されそうなときは、「打率」で考える
 
樺沢の本には、「数値化」しよう!と書かれています。
でも、「数値化」よりも、「打率」という表現の方が、もっとわかりやすいかも。
 
(4)「本気の30分」1日2回確保する
 
集中した30分を、1日2回だけでいいのなら、
誰にでもできそうですね。
 
(5)マイルストーンを3つおく
 
私は「目標を細分化しようか!」と言いますが、
本書では「マイルストーン(道標)を3つおく」ことを推奨しています。
 
つまり、目標を3つに細分化して、1つ1つクリアしていく、ということ。
「3つ」という数が示されることで、さらに行動化しやすいはずです。
 
 
このように、本を読んでも、何かを学んでも、仕事の案件でも、
「行動化できない」で悩んでいる人の最終兵器。
それが、『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』です。

 
「話す」「書く」「行動する」。
アウトプットの3番目のロケットが、「行動する」です。
 
行動化で、あなたの人生は変わります!! 
 
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
(科学的に先延ばしをなくす技術)』
(大平信孝著、かんき出版)

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