書評/映画評

キングダム2 遥かなる大地へ ~適材適所の配役に、思わずニヤリ!

『キングダム2 遥かなる大地へ』、おもしろかった!!

大平原での壮大な戦闘シーン。
迫力で映像化されていました。

傑作とまではいきませんが、
原作漫画のおもしろさを損なうことなく、
非常に頑張っていると思います。

俳優陣も適材適所。原作を読んでいる人は、思わずニヤッとする配役。
澤圭役の濱津隆之(『カメラを止めるな』)が、
とても良い味出していました。

羌カイ役の清野菜名も好演。
羌カイの剣技は、本作での重要な見所でありますが、
違和感なく見られました。

映画を見る前は、ひょう公役の豊川悦司って「全然イメージじゃない」
と思いましたが、これまた見事にはまっていました。
さすがはトヨエツの演技力。

ものすごい数の人が死ぬわけですが、血しぶきが飛ばない、
残酷にならないような演出にも好感。

また、本作。
原作もそうなのですが、ビジネス的に考えてもおもしろい。

上司を信頼できない。
上司がトンデモない指示を出した場合・・・どうする?
的な話が、本作にも含まれています。
結局、目前の自分のやれることに集中するしかないのです。

広い戦場の中で、たった一人の兵士の頑張りなど、無力に等しいのか。
それとも、それが大きな「うねり」へと変わっていくのか。

「個」は決して無力ではない・・・という
骨太なテーマに魂が揺さぶられます。

大ヒット漫画の映画化は、
どのように撮ってもたくさんの「不満」が出るものですが、
ここまでやってくれれば大満足です。

『キングダム2 遥かなる大地へ』樺沢の評価は・・・★★★★☆ (4・5)

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