>究極の「茶会」を堪能。
江戸時代に大名たちが
茶の湯好きであった将軍秀忠、家光をもとなした。
最高峰の茶会が「式正の茶会」。
それに参加するのが、今回、岐阜に来た目的です!
御膳
お茶会
式三献(初献、二献、三献)
七五三(本膳、二の膳、三の膳)
式三献とは、
主人が客人をもてなす世界最高峰の前菜の膳で、
山海 の珍味や雑煮が三膳、
それに合わせて三回の盃を交わす礼のこと。
さらにその後に「七五三」と呼ばれる
本膳料理が続きます。
本膳、二の膳、三の膳か、それぞれ7皿、5皿、3皿です。
合計七膳をいただく、究極のおもてなし。
日本食文化会議主催。
当時残る「式正の茶会」の文献を元に、
「信長の膳」を再現したホテルパークの料理長
日本食文化会議の茶道家、堀内議司男さん
日本食文化会議の入江亮子さんが
当時のお膳を可能な限り忠実に再現!
場所は、
広大な日本庭園を有する老舗日本料理店「後楽荘」さん。
窓からは、「岐阜城」が見えます。
室内には、
徳川秀忠公が、関ヶ原の戦いで着用した
本物の甲冑と刀が飾られており、
秀忠公と一緒に茶会に参加している雰囲気が
演出されました!!
ほぼ、博物館クラスの甲冑。
この日のために、個人所有物を、
特別にお貸しいただいたとのこと。
将軍をもてなすお膳ですから、
これが江戸時代の最高峰のグルメなわけです。
最初の御膳に出た「雀の丸焼き」にはビックリした!
ややグロテスク。そして、人生初。
コンフォート・ゾーンを出ました。
それからの茶席。
最高級の抹茶の濃厚でかつ、香り高きこと。
茶器も素晴らしい逸品ぞろい。
これまた、コンフォート・ゾーンを出ました。
料理は、「しょうゆ」が誕生する以前の料理ですから、
塩、一部「味噌」が使われるシンプルな味つけ。
なます、栗のような、おせち料理に近いものから、
アワビの刺身。カラスミ、鰻など、
現代にも通じる珍味、高級食材まで。
特に、「鮎のなれずし」は、おいしかった!
意外とクセがなく、凝縮した旨みが、口の中で爆発します。
そして、式三献は「お雑煮」から始まると言われ、
「お雑煮」が特別な食事であったことがわかります。
非常にシンプルなお雑煮なのですが、
これがおいしかった!
そして、「お椀」がとても多い。
全部で、7椀でました。
当時の料理は、「お椀」が多いほど高級なのだそうです。
通常は、1日がかりで、いただくお料理を
茶会も含めて3時間半でいただきました。
なのでチョー満腹。
そして、チョー満腹。
「式正の茶会」が再現されることは、滅多にないそうです。
ということで、
本当に、本当に貴重な経験をさせていただきました。
今回の準備のために、膨大な手間、暇、
時間がかかったことは間違いありません。
貴重な企画をしていただきました、日本食文化会議の皆様。
この会をご紹介いただきました、日本食文化会議の松本 栄文さん。
本当にありがとうございました。
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