書評/映画評

チケット・トゥ・パラダイス ~人生は、何歳になってもやり直し可能!

『チケット・トゥ・パラダイス』が良かった! 
ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーの豪華主演。

そして、バリ島の自然が、本当に美しい! 
素晴らしい青空、見ているだけで癒やされます。

バリ人と結婚すると言い出した娘。
その結婚を阻止するために、
20年前に離婚した犬猿の仲の元夫婦
デヴィッド(ジョージ・クルーニー)とジョージア(ジュリア・ロバーツ)が
バリ島に飛び、休戦協定を結びます。

娘の結婚はどうなるのか?
そして、2人は関係修復はできるのか?

子供の親離れ。親の子離れ。
夫婦関係のあり方。
パートナーに必要なのは、ドーパミンか? オキシトシンか?
1人の人間として相手を尊重すること。
自分と向き合うこと。
過去を受容すること。
相手ゆるすこと。
失敗は、やり直しできるのか。
そして、コンフォートゾーンを出る勇気。

いろいろな心理的テーマがてんこもり。
それらのテーマが、ジワジワと心に刺ささってくるのです。

ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの存在感とその演技力は凄い。
『オーシャンズ11』で見せた2人の掛け合い。

そこから21年もたっているのか…と感慨深い。
その懐かしさの中で「変わるもの」と「変わらないもの」。
「老い」は言い換えると「経験」であり「成長」。
2人とも若くはないけども、
「味わい」や「深み」は圧倒的に増しています。

人生は、何歳になってもやり直し可能!
コンフォートゾーンを出る!
勇気を出して、踏み出せばいい!

そんな、ポジティブなクライマックスに、
涙が流れました。

映像が圧倒的に美しく、癒やされます。
実際、劇中のデヴィッドとジョージアも、
美しい自然の中で、徐々に癒やされていくのです。
過去のしがらみを流せる、心の余裕を取り戻していくのです。

やはり、ドーパミン的幸福よりも、
オキシトシン的幸福、セロトニン的幸福が、人には必要なのです。


『3つの幸福』より

楽しみの先送りはしない。


『毎日を楽しめる人の考え方』

そして、言葉にしないと気持ちは伝わらない。


『言語化の魔力』より

偶然ではありますが、樺沢の書籍のテーマが
てんこ盛りです。

基本はコメディなのですが、心理描写が深い。
「笑い」と「感動」、両方を楽しめます。

特に、
『オーシャンズ11』が懐かしい世代には、感慨深いものがありますね。

『チケット・トゥ・パラダイス』樺沢の評価は・・・★★★★☆ (4・4)

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コメント

  1. 子豚の夢はパイロット より:

    うつ病です。ここにきて父が癌になりました。一層うつ状態になってしまいました。毎日、頭から離れず気持ちは暗いままです。どうしたらいいのか分かりません…

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