書評/映画評

身近だが、とっても未知なる世界 『小学校〜それは小さな社会〜』

『小学校〜それは小さな社会~』。

ドキュメンタリー映画だが、
もの凄く引き込まれた。

小学1年生、小学6年生のあるクラス。
数名の児童と数名の教員にフォーカスして、
1年間の出来事、行事を追っていく。

2021年、ということで
コロナ緊急事態宣言も出て、
イレギュラーな対応もある。
 
下足箱の靴をきれいにならべる。
きちんと整列しての全校集会。集団行動。
厳しい教員の指導。

海外での公開を意識して作られているが、
海外の人たちは、
本作をどのように見るのだろう。

小学校という誰もが通った、
とても身近でありながら、
小学生が実際、
どのような生活をしているのか。

「未知の世界」を描いた作品
とも言える。

学校の先生は、
本当にたいへんだと思う。

しかし、本作では、教員は
子供たちの自主性を育てるべく、
言葉がけ一つにしても、
細心の注意を払っている。

あるいは、その対応で良かったかと、
自問自答する。

先生方は、みんな頑張っているんだなあ
・・・と。改めて感じた。

また、
子供達もたいへんだ。

宿題、課題の提出。
当番や委員。
運動会の練習。
やることが一杯ある。

小さなチャレンジ。
大きな壁。
そして、達成。

教師の声がけ一つ。
友達の小さな励まし。

そんな小さなコミュニケーションが、
大きな勇気を生み出している。

コロナ禍の小学校を、
ここまで精緻に記録に残せたのは凄いこと。
映像による財産だ。

『小学校〜それは小さな社会〜』樺沢の評価は・・・・・・・★★★★(4・3)

予告編は、コチラから
https://youtu.be/P9O5TcFr-zQ

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画5530本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW

コメントを残す

*

CAPTCHA