書評/映画評

秒速5センチメートル ~実写でしか描けない世界がある

遊びではありません。
映画評論家のお仕事です。

10月10日公開の『秒速5センチメートル』を
マスコミ試写にて、一早く観賞。

新海誠監督の初期の大人気アニメの実写化。

人気アニメ、人気漫画の実写化は、
ほとんど失敗しています。

では、本作は・・・




素晴らしかった!!

「感動した!」というよりも

「息をのむ」とでもいおうか。
「固唾をのむ」という感じか。

研ぎ覚まされたワンカット。
「息をのむ」美しさ。

ワンカットの精度が高すぎる。

そして、物語は・・・切ない。
切なすぎる。

でも、誰でもこうした切ない・・・
というか「不完全」な物語を持っているはず。
だから、大きな共感を生むのだろう。

アニメオタクの人がどう評価するかは不明ですが、
一本の映画として圧倒的に完成されています。

松村北斗、高畑充希、、
助演の吉岡秀隆、宮﨑あおいの演技。
そして、音楽と一体となった世界観。

コミュニケーション下手。
「生きづらさ」を抱え
どう生きていくのか・・・という
テーマもいい。

アニメでしか描けない世界があるように、
実写でしか描けない世界があることを
証明した作品。

『秒速5センチメートル』樺沢の評価は・・・・★★★★☆ (4・8)

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