樺沢紫苑の短所。
それは、
「一度に一つのことしか考えられない」
ことです。
これは、「集中力が高い」という長所の裏の側面です。
一つのことを集中していると、他のことが全く頭に入ってこない。
例えば、「本の執筆期間」に入ると、
「本の執筆」に全エネルギーが注がれますので、
それ以外の仕事が全く手につかない、
という状態に陥ります。
一度に1万プロジェクトを同時に動かすという
堀江貴文氏の『多動力』
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がベストセラーとなっていますが、
それとは、全く逆の仕事の仕方、ということになります。
それだけ集中していますから、その「一件」においては、
他の誰にも負けない仕事の質を発揮できる自信があります。
しかし、同時並行はできない。
一つ一つ、片付けていかないと、次に進まない。
これは、長所なのか、短所なのか。
全ての長所は、「短所」もなりうるし、
全ての短所は、「長所」もなりうる。
つまり、存在するのは、その人の「特徴」です。
特徴を活かせば、「長所」となるし、
特徴を活かせないと、「短所」になる。
ただ、それだけ。
ですから、
「自分の短所は・・・」
「自分の欠点は・・・」
「自分は他の人に比べて・・・」
と落ち込んでいるのは、実にバカらしいと思います。
その「特徴」を、もっとプラスに活かすことはできないのか。
きっと、その方法はあるはずなのです。