書評/映画評

ジオストーム 〜 実現可能な近未来にワクワクする

映画『ジオストーム』、おもしろかった!

予告編からは、『デイ・アフター・トゥモロー』のような
災害パニックものを予想していましたが、
実際は全く違う。手に汗握るサスペンスという感じ。
想像もつかない展開を素直に楽しめました。
(なので、詳しいストーリーについては語りません)

最近の私のマイブームは、「未来予測」です。

この映画の中に出てくる、天候を衛星からコントロールする。
ありえない話ではありません。
何十年後かはわかりませんが、おそらく実現しているのではないでしようか。
おそらく、雨を降らせるくらいは、そう難しくないでしょう。

そうして、実現するかもしれない未来のテクノロジーを、
圧倒的なリアリティー、ディテールで描き出している点がおもしろい。

特に国際宇宙ステーションの外部、内部の映像は、
なかなかのものだと思いました。

単なる迫力のある映像を楽しませるエンタメではなく、
「異常気象」や「環境」に対する問題提起も感じられます。

これだけ、異常気象が連発して、
ハリケーンでも甚大な被害が出てるけど、どうするの?
このまま放置していていいの?
という問題提起です。

また、人物描写も丁寧で、最後にはホロリと来る。
映像、ストーリーの意外性、そして人間ドラマと
バランスよく作られた映画だと思います。

ということで、『ジオストーム』。

ビンときた方は、是非。
『ジオストーム』公式ホームページ
https://wwws.warnerbros.co.jp/geostorm/



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