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W杯日本代表の好調を予想していた男

W杯日本代表は、ポーランド戦。

 

かなり有利な状況でのぞむ、予選リーグ最終戦。
引き分け以上で、決勝トーナメント進出が決まります。

 

今回のW杯、日本代表が好調ぶりについて、
テレビなどのマスメディア。

 

ネットにおいて、Facebookやブロガーの方が、
好調の理由を分析したりしています。

 

しかしながら、開催前は、
監督解任とテストマッチの散々な結果、試合内容から、
「決勝トーナメント進出は絶望的」という報道が、
ほとんどをしめて、
点をとれない本田選手へのバッシングもひどいものでした。

 

分析といいっても、みなさん「後付け」なのです。
後から都合よく、辻褄のあう理由を探して、当てはめているだけです。

 

しかし、W杯の開始直前に、
日本代表が善戦することを予想した人物がいます。

 

そして、なんとそれを本にして出版しているのです。

 

そんな、すごい予想をした人物とは





精神科医、樺沢紫苑。

 

そして、
日本代表が善戦することを予言した本が、
『いい緊張は能力を2倍にする』です(笑)。

 

『いい緊張は能力を2倍にする』には、書かれています。

 

人間は、追いつめられたときに最高のパフォーマンスを発揮する。

 

「窮鼠猫を噛む」「背水の陣」といった故事は、
脳科学的に全く正しい。

 

追いつめられた時に、ノルアドレナリンという脳内物質が出て、
集中力、判断力を高めるとともに、
筋力までをアップさせてくれるのです。

 

テストマッチで全く勝てず、
監督まで交代し、フォーメーションも大きく変わってしまった。
さらに、その新フォーメーションを実践で試す機会も、
限られていた・・・。

 

誰が見てもピンチ。
絶対絶命の状態。

 

そんなときに分泌されるのが、ノルアドレナリン。

 

今回の日本代表の活躍。
ゲームの最初から最後まで集中を切らさない選手の活躍を見ると、
間違いなくノルアドレナリンが分泌されていることでしょう。

 

人間というのは、追い詰められた時に、
実力以上の能力を発揮する。

脳科学的に間違いないし、
今回の日本代表がそれを証明してくれています。

 

オリンピックでも、世界一、世界チャンピオンに輝いた
金メダル候補の選手が、イマイチな結果に終わることがありますが、
「安全」「大丈夫」というのは、脳科学的には、
パフォーマンスを高めない、ノルアドレナリンを分泌しないので、
絶対絶命のダークホースのような選手が、
金メダルをとるということが、よくあるわけです。

 

さて、それをふまえて、
ポーランド戦を分析すると・・・。

 

引き分け以上で、決勝トーナメント進出が決まります。
負けでも、他チームの状況次第で、決勝進出もありえるという、
極めて有利な状態。

 

この「圧倒的有利」な状態は、脳科学的にみると、
「油断」を呼び、これまでの2試合のように、
ノルアドレナリンが出ない。

 

つまり、
高い集中力で試合にのぞめない可能性があります。

 

しかし、この二試合で、メンタル的にも成長している日本は、
大丈夫と思います。

 

今回、不調とはいえ、
FIFAランキング8位のポーランドは、圧倒的に日本の格上。
さらに、3連敗、無敗で国に帰るのは、屈辱。
「消化試合」とはいえ、一矢報いるために、
相当に本気を出してくる。

 

ポーランドは、チョー手強い。
ポーランドは、チョー手強い。
ポーランドは、チョー手強い。

 

と思って戦えば、日本は勝てるはず!!

 

ノルアドレナリンが分泌されて、集中して戦えるはず。

 

「引き分けでも大丈夫」という、
ゆるい空気に支配される、「まさか」の結果もありえるので、
「チャレンジャー」として、ピリピリとした空気で
戦ってほしいですね。

 

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