日本人は、自己肯定感が低い。
外国人は、自己肯定感が高い。
と言われていますが、
当然ながら、
外国人でも、自己肯定感が低い人はいるんだ・・・。
というのが、私の
映画『ベター・マン』の素直な感想。
イギリスの世界的ポップ歌手ロビー・ウィリアムズの
波乱に満ちた人生を、斬新な映像表現で
『グレイテスト・ショーマン』の
マイケル・グレイシー監督がミュージカル映画化!
主人公のロビーは、紆余曲折ありながら、
イギリスのポップス界の
頂点に昇りつめていきます。
しかし、プレッシャーがかかる場面では、
必ず「過去の自分」が現れ、
今のボビーを責め立てるのです。
ボビーは、
自分自身が作り出したプレッシャーに
追い詰められ、押しつぶされ、
薬物依存、アルコール依存に陥ります。
敵は本能寺にあり。
じゃなくて、
「敵は自分自身にあり」ということ。
自分で自分を追い詰めるのではなく、
自分で自分をゆるし、
自分で自分を癒やせばいいのに・・・。
わかっちゃいるけど、
世の中の大部分の人は、それができない。
自分で自分を責めて、
自分のメンタルを破壊していく。
本作を見ると、
それが「客観的」にわかります。
トップミュージシャンなのだから、
もっと自分に自信を持っていいのに、
有名になればなるほど、
不安は強まるばかり。
西洋人は、自己アピールが強く、
「自己肯定感を高く振る舞う」のが当然。
そうなってきたときに、
自己肯定感が低く、自分に自信を持てない人は、
偽りの自分を装い、他人からそれを
気付かれないようにしないといけない。
それって、もの凄いストレス。
実際、ボビーは、もの凄いストレスを抱えている。
「祖母の愛情」と「父親との葛藤」。
心理描写が、精緻で、深い。
果たして、
ボビーは家出して育児放棄した父親と
和解できるのか・・・。
しかしながら、
主人公を「猿」として描いているのは、
どうなんだろう?
ウィリアムズ本人が、
「サルのようにステージに上げられていた」
と表現したことから監督が、
主人公を「猿」として描くことを着想した
といいます。
ウィリアムズ本人も、
「猿」として描くことを了承したそうです。
『ボヘミアン・ラプソディ』以後、
有名ミュージシャンの伝記的映画がたくさん
作られてていますから、
そうした作品との「差別化ポイント」
が欲しかったのでしょうが
私は、普通に人間で描いて欲しいなあ・・・と
思いました。
『ベター・マン』樺沢の評価は・・・・・・ ★★★★ (4・2)
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