書評/映画評

英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方 ~今、最も売れている英語学習本

近年、「学習科学」の進化が目覚ましい。

「学習科学」とは、
人の学びを科学的に研究する学問分野。

つまり、どういう風に勉強すると、
最も効果が出るのか?

それが、脳科学的にわかってきている。
特に、ここ10年の進歩は目覚ましいものがあります。

私のシリーズ累計100万部を超える
『アウトプット大全』は、
そうした学習科学の分野の研究を、
他に先駆けてわかりやすく紹介した1冊なので、
大ベストセラーになっていると
私は考えています。

先日、紹介した島青志さんの、
『いつもひらめいている人の頭の中』(幻冬舎)は、
「ひらめきに関する、学習科学、脳科学的なエビデンスを
網羅的に集め、わかりやすく解説した本でした。

今回紹介する
『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方
第二言語習得論の専門家が教える
「英語の正しい学習法」 』
(川﨑あゆみ著、日本実業出版社)

こちらは、海外ではスタンダードになっている
科学的に正しい英語学習法を、
極めてわかりやすく紹介した1冊です。

本書を読んで思ったのは、
なんでこんな素晴らしいメソッドが
今まで紹介されていなかったのか?
という疑問です。

英語学習法、「第二言語習得論」については、
多くの研究があるのですが、
その大部分は英語であり、
それも専門家でなければ読むのが難しい論文である。

ということで、まだまだ日本に入ってきていない、
日本語で紹介されていない・・・というのです。

それを本書は、図解も豊富で、
極めてわかりやすく解説されています!!

本書の基本は、
インプット学習法とアウトプット学習法を
組み合わせるというもの。

つまり、私がいつも言っている、
インプット→アウトプットを繰り返せ!
という『アウトプット大全』の基本と同じです。

『アウトプット大全』の基本が、
「第二言語習得論」の基本と全く同じ、
というのは読んでいて、
非常にうれしくなりました。

本書の重要な特徴は、
「英語学習」の本なのに英語が少ない。
日本語と図が中心になっている・・・という点です。

英語学習の本というのは、
当然英語が多くなるのが普通です。

しかし、本書では学習法、勉強法について
詳しく説明している。

後半になって、ようやく英文の文例が登場するので。
前半部分は英語が苦手な人でも、スラスラ読めること
間違いありません。

♯「完璧な英語」よりも「伝わる英語」を目指そう
♯話す力を上げたいなら、書く力も鍛えよう
♯何を言うかよりも、どう言うか? そして実際に言ってみる。
♯トップダウンとボトムアップの2つのアプローチ

など、
英語学習法に限らず、
すべての勉強法に通じる究極のエッセンスが
本書には詰め込まれているのです。

先日は、Amazonランキングを見ていたら、
本書がなんと「総合2位」になっていました!

発売11日目で、3万部突破!
したそうです。

発売11日目で、3万部突破!
は、私も経験したことがない、
10万部ベストセラー確実な売れ方。

今、最も売れている。
いや、今、最も内容の濃い英語学習法。
是非、読んで欲しいです。

本書は、英語学習者は当然として、
英語を教えている人は、絶対に読むべきです。

学習科学のメソッドは、非常に汎用性が広いので、
英語に限らず、人に勉強を教えている人。
私のような講師業をしている人にも、
もの凄く役立ちます。

『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方
第二言語習得論の専門家が教える
「英語の正しい学習法」 』
(川﨑あゆみ著、日本実業出版社)

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