書評/映画評

「会社員」として生きる。 ~会社員は凄いメリットを持っている!

「社畜」「ブラック企業」「企業奴隷」
 
働く日本人の87%が会社員。
つまり大多数の日本人が「会社員」でありながら、
会社員のイメージは非常に低いです。

 
「会社員」=「つらい」「たいへん」「給料が安い」「自由がない」。
 
これほどのガチガチのマイナスイメージを持ちながら働いていては、
「楽しく働くこと」「幸せになること」は不可能でしょう。
 
ほとんどの人は、「会社員はたいへんだ」と思いながら、
そこから会社員をやめて起業する人は、ほんの一部です。
 
ほとんどの人が、会社員を続けているということは、
実は「会社員には大きなメリットがるある」はずなのに、
そこに気付いていない。
それは、とても”残念”なことです。

 
会社員としてのメリット、長所、特典に気付けば、
“「会社員」として生きる”ことが、
決してダメな生き方ではないことがわかります。
 
会社員でありながら、税理士、著者、講師とした大活躍する
石川和男さんの新刊
『「会社員」として生きる。』(きずな出版)

は、
会社員のメリットをわかりやすくまとめています。
 
これを読むと、「会社員でよかった」と
会社員の自己肯定感を高める本になっています。
 
本書で示される「会社だけの7つのメリット」
は、以下の通り。
 
(1)会社の「信用」を借りられる
(2)安定収入を得られる
(3)めったにクビにならない
(4)めんどうなお金の勉強をしなくていい
(5)自分の仕事に集中できる
(6)お金をもらいながら勉強できる
(7)失敗しても最終的な責任がない

 
言われてみると「当たり前」なのですが、
ほとんどの人は「会社員のデメリット」ばかりに注目しているので
これほどのメリットがありながら意外と気付かない。
そして、これらのメリットを活かせていない人が多いのです。
 
会社員には、大きなメリットがある!!
 
ただし、そこを「活かす」ためには、
いくつかのコツがありますので、
本書を詳しく読んでいただきたいです。

 
樺沢の『「会社員」として生きる。』
の共感ポイントは3つあります。

 
1つ目は、「会社員の自己肯定感を高める本」である、という点、
前述しました。
 
2つ目は、「会社の人とは仲良くしなくいていい」という点。
 
第4章のタイトルが「会社の人とは仲良くしなくいていい」で
まるごと一章、会社の人間関係について書かれています。
 
私も『ストレスフリー超大全』に、
「職場の人間関係は深めるな!」と書き
大きな反響を呼びました。
 
職場の人間関係、最低限は必要ですが、
膨大な時間と精神エネルギーを費やすのは無駄です。
もっとテキトーで良いのです。
 
具体的なノウハウとして、
「仕事で成果を出せば人間関係はうまくいく」
と書かれていますが、これが本質です。
 
会社のお荷物になっているから、
嫌われたり、嫌がらせをされます。
 
仕事で成果を出す。リスペクトされる、信頼される存在になれば、
努力しなくても、人間関係はうまくいくのです。
 
会社員でもない樺沢言っても信憑性がないのですが、
著書数十冊を出しながら、いまだに会社員を続ける石川さんが言うと、
非常に説得力があります。
 
3つ目は、「定時で帰ることを史上命令にする」という点です。
 
定時で帰り、何をすべきかは、本書に詳しく書かれています。
 
一言で言うと、「自己投資」のための時間として活用する。
そのためには、「時間術」が重要となります。
 
定時で帰ることができれば、
会社のために生きるわけでもなく、
「社畜」や「企業奴隷」から、脱することができます。
 
ということで、
「会社員なんか嫌だ!!」と思っている人。
「会社員は、苦しい、つらい職業だ」と思い込んでいる人に
是非とも読んでいただきたい1冊。

 
その「間違った常識」を破壊できれば、
明日から「楽しく」働くことができます。

 
本書を読むと
会社員、サラリーマンとしての
「生き方」「働き方」を、改めて考え直す。
絶好のチャンスが生まれます。
 
『「会社員」として生きる。』
(石川和男著、きずな出版)

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