書評/映画評

あなたは付箋派? カード派?

これは良い本です!!
 
『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』

(坂下仁著、ダイヤモンド社)
の冒頭に書かれてます!

頭の中でずーーっと考えていませんか?

「やりたいこと」を見つけるには、
言語化して、見える状態で
整理する環境が必要です!

ですから「書く」が正解!

脳内世界だけで考えごとをしても、思考は全く前に進まない。
「書く」アウトプットで、思考はまとまり、
自分が「やりたいこと」が見えてくる。
 
樺沢の本によく書かれいている内容と、全く同じです。
本書は、アウトプットの重要性、本質をしっかりと押さえて書かれている、
だから、とても良い本なのです(笑)。
  
本書では、「書く」アウトプットツールとして、
「ふせん」を強烈に推しています!! 
樺沢は、アウトプットツールとしては、
ノートと「情報カード」を、強くお勧めしています。

 
私の場合、「ふせん」は、「しおり」代わりには使いますが、
「書き込む」「貼る・はがす」「持ち歩く」という使い方は、
あまりしていませんでした。
 
なので、本書を読んで、「しまった!」と思ったのです。 
自分は付箋を、十分に使いこなしていなかった、と。 
 
私は、脳の棚卸しは、カードで行います。
カードに、思っていることを全て書き出していきます。
 
本書では、「脳の棚卸し」を付箋で行う方法を、
非常に詳しく、手とり足とり、紹介してくれています。
 
「付箋」と「カード」の違いは、
「付箋」はノートに貼り付ければ、そのまま保管できるという点。

 
一方でカードは、机の上に並べると、スベスベしているので、
付箋の何倍もの早さで、位置を変えることができます。

つまり、整理機能は高い。しかし、保管できません。
なので、整理が終了したら、スマホで写真を撮り、
ノートに内容を書き写すのです。
 
今、気付きましたが、「ふせん」を使うと、ノートに書き写さなくて良いんだ! 
そんな凄いメリットがあるわけです。
でも私は、多少面倒でも、時間がかかっても、ノートに書き写したい派。
そこでもう一度アウトプットして記憶を強化したいので。
  
ノートに付箋を貼り付けておくと、その場で結果、結論を出せない場合、
何日か時間をおいて、再検討できるメリットがあります。

それは、たいへん便利だと思います。

私の場合は、時間をおいて再検討することは、まずないのですが、
1つのテーマについて、何度も「棚卸し」をしたり、
「整理、検討」を繰り返したい人には、
カードよりも付箋の方が向いているのか、
とふせんのメリットについて、改めて考えさせられました。

 
本書では、
ふせんで、「考え」を言語化する
ふせんで、「考え」を熟成させる
ふせんで、「自分探し」をする
ふせんで、「やりたいこと」を実現する
ふせんで、お金を稼ぐ

など、様々な付箋の使い方が提案されたていて、
その方法は非常に具体的です。
 
誰でも、「こんな使い方があったか」と発見があるはずです。
 
個人的には、
ふせんの「額縁効果」
という考えがおもしろかった。

ふせんは小さなキャンバスと言えます。
ふせん自体が額縁を有しているようなもので、
書かれたワンメッセージがギュッと締まって、
内容が引き立ちます。
お寺の室内から日本庭園を眺める「額縁効果」と同じです。

書かれた内容が、目に入りやすく、ズバッと脳に届くということ。
ふせんには色がついているので、
「白い情報カード」に書いたのでは得られない効果です。
 
ということたで、「カード」派の樺沢ですが、本書を読んで、
「ふせん」の使い方を工夫し、
さらに効率化&アウトプット力の強化に役立てたい! 
と思いました。 
 
思考の整理が苦手な人。
いつも頭の中だけで考えている人は、読むべき1冊です。

『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』
(坂下仁著、ダイヤモンド社)

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