『サマー・ウォーズ』
『おおかみこどもの雨と雪』
『バケモノの子』
家族や父性、母性のテーマ描き続ける細田守監督の最新作。
私の最も注目する日本人監督の一人です。
その細田監督の最新作、
『未来のミライ』を初日鑑賞。
やはり、家族、父親、母親のあり方を問う作品。
あるいは、「子育て」というのを、
子供の視点から描いているところが興味深いです。
父性、母性というよりは、
「父親、母親のあり方」という表現が正しい気がします。
子供とどう向き合うか。
そして、子育てを通して、子供が育ち、親も育つ・・・。
風景を描いた映像が美しい。
映像で語る。まさに、「映画」です。
ただ、細田監督独特の活劇的な躍動感は、
本作にはありません。
フェードアウトとか、古典的な映画の作りの手法を使い、
一つ一つ積み上げるような映画の作り方は、
最近の映画としてむしろは新鮮。
細田監督的なストーリーの躍動感を期待すると、
ちょっと違う印象を持つかもしれません。
主人公、くんちゃんが、
父性を感じさせる人物とバイクに乗るシーン。
どこかで、見た記憶がある。
自分の父親も、小学生くらいまで、バイクに乗っていて、
時々、バイクに乗せてもらったなあ・・・
ということを、数十年ぶりに思い出しました。
初めて、父親のバイクに乗せてもらった時、
遠くのカフェでハンバーグを食べた思い出が湧き上がりました。
そんな、誰にでもありそうな、「あるある」的な描写が
随所に盛り込まれているのもおもしろさの一つです。
父親に感謝。
母親に感謝。
そして、先祖に感謝。
感謝の気持ちが自然と湧いてくる作品。
親子で見ると、より楽しめると思います。
樺沢の評価 ★★★★
500人の自己成長イベント
8月1日開催「真夏のアウトプット祭り」
あなたも、その一人です。
学割参加
学生のみで参加する場合は、
学割2,000円での参加が可能です。
札幌会場
8月4日(土)の札幌会場の申し込みはコチラから
もうすぐ、満席です。
大阪会場
9月8日(土)の大阪会場の申し込みはコチラから
大阪開催は、発売から、1ヶ月以上経っていますので、
「本付