『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が、
チョーおもしろかった!
個人的には、「シリーズ最高!」と言っていいでしょう。
この複雑な脚本、よく書いたな。
そして、よく採用されたなと思います。
集中して見ていないと話についていけないほど複雑で、
それでいてヒネリが効いている。
あまり映画慣れしていない人は、
何がなんだかよくわからない可能性すらある。
そんな骨太なストーリー。
2つのアクションシーンが並行するパターンはありますが、
同時に3つのアクションシーンが並行する
クライマックスは、時間制限もあって、手に汗にぎる。
とにかく凄いとしかいいようがない。
イーサン・ハント(トム・クルーズ)の過去と
人間的な一面も明らかにされて、
人間ドラマとしてもおもしろい。
アクションシーンもよく出来ている。
パリの街なかで繰り広げるカーチェイス・シーンは、
どうやって撮ったのだろうと、不思議に思う。
CGなのか。実写なのか、全くわからないが、
そんなことよりも迫力が凄い。
ベンジーやジュリアなどのサポート・メンバーの心理描写もよく
主役だけでなく、脇役も輝いている。
あと、カメラワークや音響なども、非常にこだわりが感じられて、
普通のエンタメ作品のレベルとは一線を画します。
単純明快なアクションを見たい人には
“絶対に”おすすめしませんが、
私のような「ヒネリの効いたストーリー」が大好きな人には、
“最高の映画”と言っていいでしょう。
久しぶりに痛快で「おもしろい!」アクション映画を見た。
という感じ。
夏休みに見るのにピッタリな映画です。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
樺沢の評価は・・・ ★★★★☆
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