書評/映画評

侍タイムスリッパー ~『カメラを止めるな!』の興奮再び!

今、映画ファンの間で、話題になっている作品。
『侍タイムスリッパー』見ました!

 
2024年8月17日にインディーズ映画の聖地
「池袋シネマ・ロサ」1館で封切られてから、
口コミで評判が広がり、
9月13日から全国拡大公開がスタート。
9月29日現在で全国146館の映画館で、
順次公開予定と、チョー話題作品。
 
『カメラを止めるな!』と比較されますが、
映画愛にあふれた「映画を撮る映画」。
自主映画でありながら、情熱だけで
撮りきってしまうエネルギーが凄い。
  
東映京都撮影所の全面協力を得ている
ということで、普通の時代劇と比べても、
遜色ない、凄い完成度。
 
「時代劇が失われていく時代」のレガシーに、
江戸幕府が終わりを告げるレガシーを
オーバーラップされたアイデアは秀逸。
  
幕末の会津藩士・高坂新左衛門が、
現代の東映京都撮影所にタイムスリップ!
  
ほとんど時代劇が作られなくなっている昨今。
必死に時代劇を守ろうとする人たちの物語。
映画ファンであれば、胸アツになること、
間違いないのだ!

 
コメディかと思いきや、
殺陣シーンは、ものすごい
こだわりで撮られている。
 
手に汗握る、緊迫の決闘シーンは、
凄かった!

2時間11分が、アッという間。
 
「映画っていいな」と思わせてくれる、
素晴らしい作品。

『侍タイムスリッパー』樺沢の評価は・・・★★★★☆ (4・4)

『侍タイムスリッパー』の予告編は、コチラから
https://youtu.be/vNAtw7b3reM

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