良い香りは0.2秒以下で、
簡単にストレスをコントロールできるのです。
そうかその手があったか!!
知識としては知ってはいましたが、
アロマを使うと簡単な不安を抑制できるということを
『香りが脳を支配する』(森江帆乃香著、Clover出版)
を読んで改めて認識しました。
不安の原因は、扁桃体の興奮です。
扁桃体を鎮静できれば、不安や恐怖などのネガティブ感情が消えます。
扁桃体を鎮静させるのは、
「言語情報」や五感のうちの視覚以外の四感。
聴覚、味覚、触覚、嗅覚。
あるいは、温覚などが刺激されると、
扁桃体はリラックスすることが知られています。
言語情報、つまり「言葉」をつぶやく。
「言語化」によって、扁桃体を鎮静すれば、不安やストレスが消える。
これは、まさしく樺沢の新刊
『言語化の魔力 言葉にすれば悩みは消える』のコンセプトそのものです。
言語以外では、
リラックスする音楽を聴く。(聴覚)
マッサージを受ける。(触覚)
おいしいものを食べる。(味覚)
入浴する。(温覚)
などでも、扁桃体の興奮を鎮静して、
不安を取り除くことができるようです。
しかし、電車の中で不安になった時に使えるのは、
「音楽」くらいでしょうか。
つまり、「言葉」で扁桃体をコントロールするのが
一番簡単なのです!
と思っていたのですが、
「嗅覚」について、すっかり忘れていました。
「嗅覚」は、「嗅球」という原始脳で感受されます。
そして、「嗅球」も「扁桃体」も、
大脳辺縁系という「古い脳」の一部で、嗅覚は扁桃体に対して、
ダイレクト回線でつながっているのです。
言語やその他の感覚は、
「大脳皮質」(新皮質)管轄ですから、
距離も離れているし、時間もかかるのです。
つまり、扁桃体を鎮静するのには、「言語」よも「嗅覚」の方が速い!
シグナルが到達する時間は、たったの0.2秒です。
言われてみると「全くその通り!」なのですが、
普段「アロマ」を使わない私にとっては、
嗅覚は全く意識の外にあったわけです。
ということで、
アロマを使って不安やストレスをコントロールする。
脳科学的にみても、非常に良い方法だと思います。
女性著者によるアロマ本、ということですが、
脳科学的な裏付け、そして説明がしっかりされていたのには驚きました。
大脳辺縁系を「ワイルドくん」、
新皮質を「真面目くん」とキャラクターに置き換えて、
わかりやすく説明しているのも、とてもよいです。
引き寄せ、アンカリング、アファメーション、潜在意識など、
スピリチュアル系の本によく登場する言葉も出ていますが、
「なぜ、アロマは脳に効くのか?」という、
科学的根拠がしっかり書かれている点は、
今までのアロマ本にはない、差別化ポイントと思います。
意識、理性、言葉で、
自分の感情をコントロールするのは簡単ではありません。
アロマを使うと、
それが0.2秒でできるとするならば、
使わない手はないですね。
『香りが脳を支配する』
(森江帆穂乃香著、Clover出版)
10月2日までに書店で予約すると、
18大特典がもらえます。
https://honoka-shuppan.hp.peraichi.com/?fbclid=IwAR0A7ZCnZZVug3ADN1PEWtttxuQ5r5Fl6TpJzmENrp8MIgaCkaLrzWMABU
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