書評/映画評

シュガー・ラッシュ:オンライン ~パロディ満載で気軽に楽しめるお正月映画

映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』を見ました。
かるーーく、楽しめる。
お正月に気楽に見る映画として良いと思います。

インターネットやSNSネタ、そしてスター・ウォーズ・ネタなど、
パロディ、風刺も結構、楽しめました。

ただの笑いではなく、SNSでは「コメントは見てはいけないのがルール」とか、
動画サイトには「子供と猫の投稿ばかり」とか、
結構、本質をついています。

ディズニー・プリンセスが集合して、
ガールズトークするシーンは、爆笑でした。

さすがディズニーと思ったのは、
「かけがえのない親友との喧嘩と和解」をテーマにしていること。

親友と喧嘩した、仲直りすべきか、そのまま別れるべきか?という質問は、
「質問箱」で寄せられる質問の中でも非常に多い質問、
悩みの一つです。

ディズニーも、若者の悩みをしっかりとリサーチして
映画を作っていることがよくわかります。

ディズニー映画は、予算と時間をしっかりかけて作っているので、
子供向けのように見えて、深い部分まで作り込まれているので、
大人が見ても楽しめる。

というか、パックマン、ソニック、トロンなどの小ネタは、
若い人は知らないでしょうから、
大人ターゲットの映画かもしれませんね。

魂は揺さぶられませんが、ヴァネロペが自分の夢を歌う、
最後のミュージカルシーンには、ジーンときました。

その歌を歌いだす前に、ヴァネロペは自分の夢は何だろう?
自分が本当にやりたいことは何だろうと自問自答するシーンに
続いてのミュージカルシーン。

「自分の夢」と向き合おう!
あなたの「夢」は何か、言葉で言えますか?
という話です。

毎日同じ生活がいいというラルフと
もっと刺激が欲しい、外の世界に出たいというヴァネロペ。

それは言い換えると、
コンフォートゾーンを出るか、出ないか。
のテーマを扱っている、と言えます。

2018年の私のテーマが「コンフォートゾーンから出る!」
だったものですから、大きく共感するのです。

コンフォートゾーン(快適領域)にいると、
「楽」ではありますが、刺激もなく、挑戦もないので成長もないのです。

2018年は、私にとって大躍進の1年となりましたが、
その理由を一言で言うと「コンフォートゾーンから出た」から。

「たいへん」の先に、躍進がある。
「楽」をしようと思うと、成長も、躍進も、成功もない。
あるのは、現状維持だけです。

そういうわけで、ディズニー映画が大嫌いという樺沢も、
珍しく『シュガー・ラッシュ:オンライン』には、
強く共感したのでした。

『シュガー・ラッシュ:オンライン』
樺沢の評価は・・・ ★★★★ (星4つ)

 

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