素晴らしい本を読みました。
『自分を信じる勇気
(10代のための「アドラー」の教え) 』
(岩井俊憲著、誠文堂新光社)
日本のアドラー心理学普及のパイオニアである
岩井俊憲先生が、
10代に必要なアドラー心理学のエッセンスを
10代にわかるように、非常にかみ砕いて
わかりやすく説明した一冊。
本書を読んで気付いたこと。
それは、
アドラー心理学が1番役立つのは、10代だ!
ということ。
アドラー心理学を理解するキーワードとして
「劣等感」があります。
この劣等感が、最も人生で強まるのが、
思春期の時期です。
他人と比べて自分はダメだ。
外見が悪い。勉強できない。スポーツできない。
と自己嫌悪に陥り、自己肯定感を下げて、
自信を失っていく・・・。
強烈な「劣等感」を抱えて、
それを上手く受容できないほとんどの人は、
一生劣等感を背負って生きていく。
だから日本人は、
他人の顔色が、もの凄く気になってしまう。
劣等感が強い人が多いのです。
10代の思春期の時期に、
「劣等感」とは何かということを知り、
自分の劣等感と折り合いを
つけることができるなら・・・。
ダメな自分も含めて、自分を受け入れる。
「自分を信じる勇気」を持つことができれば、
人生に対して、自発的で、積極的に生きられる
ことは間違いありません!
本書では、
♯勉強は何のためにする?
♯性格は変えられないのか?
♯「自分らしさ」とは何か?
という、10代で必ず考える悩み、疑問に
わかりやすく答えています。
そして、
「劣等感は、かけがえのない友」
「誰もが必ず、その人なりの個性を持っている」
「短所も長所も含めて
これで生きていこうと決意しよう」
といった、
強烈なポジティブ・メッセージを
伝えてくれています。
アドラー心理学では「勇気付け」が重要
とされますが、本書は10代の中学生、高校生を
圧倒的に勇気付ける一冊なのです。
私も『19歳までに手に入れる7つの武器』という、
10代向けの本を書きました。
これからの日本を支える10代のみなさんに、
重要なメッセージを伝えていく、
ということは、本当に大切なことだと思います。
一方で、どんなに素晴らしい本も、
10代の子供たちが、自分で購入して、
自分で読み始める・・・というのは難しいことです。
親が子に。祖父母が孫に贈ることで、
届く本というのもあるでしょう。
10代でアドラー心理学の基本を身に付けられたら
・・・間違いなく人生は変わります。
あなたのお子さん、お孫さんに、
ポジティブに、前向きに生きて欲しい・・・
と思う方は、是非、本書をプレゼントすると
良いでしょう。
また本書は、
アドラー心理学を10代でも理解できるよう
かみ砕いて書かれていますので、
大人の人にとっても
アドラー心理学の入門書とお勧めできる一冊です。
『自分を信じる勇気:
自信が生まれる「個性」と「知性」のみがき方
(10代のための「アドラー」の教え) 』
(岩井俊憲著、誠文堂新光社)

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画5530本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW