書評/映画評

もう、新しいことはしません。

私は、もうすぐ60歳になります。

そこで、60歳をむかえるにあたって、
今後、やりたいことや、新しい目標は何ですか?
という質問を、よくされます。
  
私は、0.1秒で答えます。
 
もう、新しいことはしません!!
 
今やっていることを、精度高く、続けるだけです。
 
具体的には、
♯メルマガ毎日発行。
♯YouTube毎日更新。
♯年5冊の書籍執筆。

この3つを続けていくだけです。
 
結果として、
YouTubeは100万人超えるでしょう。
『アウトプット大全』も100万部を超えるでしょう。
 
これからの10年間で、
とんでもない成果、結果が得られるでしょう。
 
でも、新しいことは、何一つやりません。
むしろ、ムダをどんどん、減らしていく。

外注を増やして、
自分の雑用を極限まで減らしていく。
 
そして、
「書籍執筆」に時間を集中させます。
  
そして、
100年読み継がれる本を書きます。

100年後も受け継がれる、
概念、思考法、生き方、生活習慣を提案するのです。

結果として、
「メンタルを病まない社会」が実現するでしょう。

他人にできることは、スタッフや外注に任せて、
自分にしかできない仕事。
 
世界中で、
精神科医・樺沢紫苑にしか書けない本を書く!!
 
執筆への全集中!!
 
メルマガとYouTubeは、執筆のためのネタ出し。
ですから、執筆の初期プロセス。
執筆に含めてしまってもいい。
  
それ以外は、全て捨てていい!!
 
新しい目標。
これからの目標。
何と、くだらない。

 
そんなもの、次々と立ててるから、
やることが増えすぎて、何も達成できないのです。
 
やることが多いから、続けられないのです。
すぐに挫折するのです。
脳も疲労して、疲れているのです。 
  
仕事も趣味も家族コミュニケーションも、
全ての質が下がってしまう。
 
グレードの低い仕事を、どこまで減らせるか。

スマホを見るとか、
グレードの低い娯楽をどこまで捨てられるか。
 
どーでもいい人との人間関係を、
どこまで捨てられるか。
  
「ムダ」を捨てることで、時間が得られる。
その「貴重な時間」を、
自分の「最も重要なこと」に全振りして、
全集中して取り組めば、
何だって実現できるのです!!

 
というのが、60歳になる私が、
最も重視している仕事術なのです。

驚くことに、
それとほとんど同じことが、
この本
『仕事が速い人がやっている 捨てる仕事術』
(後藤勇人著、あさ出版)

に書かれていました。
 
なので、この『捨てる仕事術』の
コンセプトとノウハウは、100%正しい!
と支持します。
 
会社員で「捨てる仕事術」ができている人は、
ほとんどいないでしょう。
10%もいるでしょうか。
 
会社員がやってる仕事って、ムダだらけなのですが、
会社や会社員本人が、それに全く気付いていない、
というのは致命的です。
 
このままでは、
「人生をムダにする」「人生を棒にふる」
でしょう。
 
私は、セミナー、講演の依頼を受けることが多いのですが、
大企業ほど、「打ち合わせ」をしたがります。
 
メール3往復ですむことを、
わざわざ30分もかけてZoom会議をするのです。
意味ねーーー。
 
わざわざ、
「ご挨拶にうかがいたい」という会社もあります。
それだけはお断りしています。
 
どれだけ暇なのでしょう。
 
日常の仕事からムダをはぶく。
「あなたでなくてもできること」を減らし
「自分でなければならないこと」に注力する。

(『捨てる仕事術』の最重要ポイント)
 
起業している人。
フリーランスで働いている人は、
『捨てる仕事術』ができている人もいます。
 
成功している起業家は、フリーランスは、
1分1秒の価値を知っています。
 
しかし、多くの会社員には、
そうした発想がほとんとないので、本書
『仕事が速い人がやっている 捨てる仕事術』
を読んで、1分1秒の重要性について、
もっと真剣に考えた方がいい。
 
日本人の「1人当たりの労働生産性」は、
OECD加盟38カ国中32位で、
先進主要国で最低水準。
 
20年前から、ほとんど変わっていないのです。
何も成長していない。
日本の経済が成長しないのも当然です。

そして、
日本の経済が没落するのは、必然です。
 
会社として、あるいは個人として
「生産性を高める」という発想が、貧弱なのです。
 
『捨てる仕事術』を実践すれば、
少なくとも
個人の生産性が高まります。
 
会社の生産性は壊滅していますが、
せめて「個人の生産性を高める」という
発想がなければ、
AI時代に生き残ることは不可能です。
 
『捨てる仕事術』を実践して、
生産性高く仕事をしていく。
 
今の何倍もの結果を出すことは、
実にたやすいと思います。

追伸
もし、日々の仕事や生活に無駄が多い、
と薄々気付いているのなら、本書を読んで
「ムダ地獄」から脱却して欲しいです。

『仕事が速い人がやっている 捨てる仕事術』
(後藤勇人著、あさ出版)

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