精神医学心の話

身体に良くない運動をしていませんか?

「運動は健康に良い」ということはご存知と思いますが、
やり方によっては、運動が健康にマイナスになることもある
というのはご存知でしょうか?

例えば、トレーニングジムで外から様子が見えるジムがありますが、
そうしたジムの前を夜11時頃に通ると、
たくさんの人がランニングマシンでトレーニング
しているではありませんか・・・。

夜、寝る前に激しい運動をする。
これは、健康に良くない運動法と言えます。

激しい運動をすると、
「昼の神経」である「交感神経」が優位になります。

これが、「夜の神経」である「副交感神経」に切り替わるのには、
2時間くらいかかります。

実際、激しいトレーニングをして、
その後、家に帰ってすぐに眠れるか、というと
眠れないですよね。経験的に言っても。

もし眠れたとしても、
身体が「副交感神経」に切り替わっていないとすれば、
十分に疲れがとれない。

本来の睡眠による得られるはずの回復効果が得られない、
ということになります。

普通に有酸素運動すると、成長ホルモンが分泌し、
成長ホルモンは睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンを誘導します。

つまり、運動をすれば、しないときよりもグッスリと
深い眠りが得られて、疲労も回復しやすい、ということです。

しかし、同じ時間、同じ内容の運動をしたとしても、
「寝る前」に運動して、身体を興奮状態にしてしまうと、
せっかくの運動の健康効果が得られません。

ということで、
トレーニングジムでの運動は、
寝る前2時間(できれば、3時間前)までには、
済ませておきたいものです。

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