私が、毎月、完全新コンテンツで、
講演会、セミナーを開催し続ける理由。
それは、自己成長のためです。
セミナーをすると、一番進化するのは、参加者。
ではなく、講師、本人だからです。
先日開催しました、
『ムダにならない勉強法』出版記念講演会の最中に、
とんでもない発見をしてしまいました。
一番最後の質疑応答の最中。
私は参加者の質問に答えて、言いました。
「メンターを見つけたら、完コピ(完全コピー)しなさい」
この瞬間に、私は稲妻に打たれた衝撃を得ました。
「メンターを見つけたら、完コピ(完全コピー)しなさい」と
言ってみたものの、
自分は完コピできているのだろうか?
私のメンターは、
映画評論家・荻昌弘さんと、小説家・栗本薫さんです。
私は、栗本さんの『グインサーガ』の熱烈なファンで、
彼女の執筆スタイルなど、
作家として徹底的にモデリングしてきたつもりです。
でも、まだまだ甘かった。
彼女の作品『グインサーガ』と『魔界水滸伝』以外は、
あまり読んでいないことに気付いたのです。
まだまだ、私が読んでいない栗本薫ワールドが、
大量に残されている、と。
これは読まないといけません。全作品。
ということで、「栗本薫(中島梓)の全作品を読む!」というのを、
2017年の目標の一つに掲げました。
それにしても、栗本さんは一体何冊の本を書いていたのか。
調べてみたら、約400冊とのこと。
そのうち、私が読んでいるのは、
たったの200冊くらなものです。
なんと、彼女の作品のうち、半分しか読んでいなかった、
という。
これで、「メンターを完コピしろ」とは、
自分でもちゃんちゃんらおかしな話だと思ったわけです。
ということで、
未読の栗本作品、200冊を全て読んでみる!
これが、2017年の私の目標です。
まあ、1年で200冊は難しいので、
数年がかりで達成するとは思いますが、
とりあえず50冊は読もうと思います。
もちろん、読んだ作品は、公式メルマガの方に、
全て書評としてアップしていきますのでお楽しみに。
とりあえず、第一弾は
『コミュニケーション不全症候群』(中島梓、筑摩書房)
https://impulse-ex.com/L2334/h11501/47131
読みはじめたところですが、
精神科医の私が、この本を読んでいなかったことが、
物凄く恥ずかしくなりました。
凄い人間観察力。心理分析です。