2018の大予測特集。
『週刊東洋経済』 特集「2018大予測 波乱の年を140テーマで見える化!」
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『週刊ダイヤモンド』特集「総予測2018」
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の二冊が、Amazonから届きましたので、読んでみました。
私の、感想は
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つまらん!
よくこんなつまらない「大予測」を読んで、
みんなおもしろいと思うのでしょうか?
(樺沢としては、珍しく辛口)
トランプ政権がどうなるとか、中国、北朝鮮の関係とか、
株価がどうなるとか。
他人の顔色ばかり伺ってどうするんでしょう?
中国や北朝鮮の問題は、重要ではありますが、
自分、あるいは自社の努力で、
「北朝鮮の暴挙」を抑止することはできないわけで、
有事が起きた場合に備える、くらいしかできない。
結局、どうしょうもない話。
そうした、世界情勢や日本経済の浮き沈みに関係のない、
安定したビジネスを構築する方が
私のようなスモールビジネスオーナーにとっては、
はるかに大切だと思います。
結局、この特集では悲観的な予測が大半で、
「ビジネスのビッグチャンスをつかむ!」ような
ワクワクするような記事はほとんどないのです。
なぜ、そこまで物事を悲観的にとらえられるのか、
よくわかりません。
『東洋経済』では、140のテーマで未来予測を書いていますが、
私が興味を持った記事は
#「LIFE SHIFT」のリンダ・グラットンの対談記事
「これまでの働き方は崩壊。企業は大改革を迫られる」
#津田大介氏のネッチに氾濫する「フェイクニュース」についての分析記事
#AIスピーカーの各社の比較記事
#テレビとネット配信 覇権争いから共存の時代に
の4記事くらいなものです。
未来予測。
もっと重要な切り口があると思うのですが、
こうしたビジネス雑誌には、取り上げられることはないようですね。
毎日、みんな何時間もインターネットを使っているはずですが、
インターネット関連の情報が少なすぎます。
こうしたビジネス誌の情報というのは、
銀行、証券会社、上場企業、大企業に勤めている人には
役に立つのかもしれませんが、
個人事業主や私のような、一人社長の小さな会社の経営者には
全く役に立たない感じがするのです。
「東芝がどうなるか?」「自動運転の自動車」「サウジアラビアの問題」よりも、
FacebookやAmazonがどんな新サービスをリリースしてくるのか?
という方が、私の方は100倍関心があるし、
自分のビジネスにも直接関わってくる話です。
テレビなどを見ても、ニュースや情報というのが、
大企業中心で動いている。
大企業に有利な情報誘導というか。
私は、2018年。
そして、これから10年は、きちんと情報収集し、
きちんと行動できる個人事業主、中小企業経営者にとっては
「有史以来の未曾有のチャンスが訪れる」と予想しているのですが、
そんなことをテレビや雑誌で言う人は、誰もいないのが不思議です。
まあ、マスコミ情報というのは、非常に偏っているので、
そのまんま真に受けないことですね。
情報収集は、「中立(ニュートラル)」な視点を常に意識しましょう。