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『ブレインメンタル強化大全』感想キャンペーン 最優秀賞の感想文公開 第1弾

『ブレインメンタル強化大全』感想キャンペーン。
最優秀賞、受賞者の感想文を公開します。

第1弾は、「ひでちゃん」さんの感想です。

▽▽▽▽ ココカラ ▽▽▽▽

「ブレインメンタル 強化大全」 精神科医 樺沢紫苑著

「日本人のメンタル疾患、自殺を減らす」というビジョンを持つ著者が、
「脳のパーフォーマンスを高め、より仕事や勉強ができるようになる」
「身体疾患とメンタル疾患を予防し、病気にかかることなく長生きすること」
を目的として書かれた本。

 健康にいい生活習慣を「睡眠」「運動」「食事」「禁煙」「節酒」
「ストレス解消」の6つとし、それぞれの章で詳しく、
合計100項目にわたり解説した大全。

今回は、この本を読んでの気付きを3つ紹介します。

①私の「うつ」が2か月で寛解した理由。
②やはり、基本が大切。選択と集中。
③お得な健康法。それは親切。

■気付き①私のうつが2か月で寛解した理由。

 「うつ病」とは書かずに「うつ」と書いた。

 今からおよそ7年ほど前。(たぶん)ストレスで「うつ状態」になった。
日常的に家庭でのストレスにさらされていた自分が、
職場での強いストレスを受けメンタルにダメージを受けて、
心療内科を受診。「うつ」と診断され、仕事を休むことになった。

 今となっても当時の記憶は思い出すことがためらわれることが多く、
忘れようとして実際に忘れてしまったことも多いと思う。

 覚えていることは主治医に、
「ゆっくり休んでください。」
と言われたこと。

 でも、休むと言ってもどうしていいかわからなかった自分は、
「ランニングが趣味なのですが、走っても大丈夫ですか?」
と質問したことは覚えている。

 主治医は、
「足裏への刺激はいいことです。」
と言ってくれた。

 休み始めてから数日たち、休むことに慣れ始めたころから
近所をジョギングし始めた。
 慣れてくると距離を伸ばし、最終的は15キロ行って、
15キロ戻ってくる30キロ走もするようになった。
 職場には行けなかったが、ランニングをすることはできた。

 薬を飲みながら、趣味のジョギングを続け2月に休職した私は、
4月には復職することができた。

 2か月で、寛解した理由を今の自分が考えてみると
「早めの休息」と「運動療法」だと思う。

 メンタルに異常を感じて、その状態を放置せずに勇気をもって
心療内科を受診したこと。そこで、診断が下りたこともあるが、
休むことを決断したことが大きかったと思う。

 もし、仕事への使命感から我慢して仕事を続けていたら状態は悪化し、
さらにひどい状態になっていたことと思う。
 そして、これは著者の言う「自己洞察力」でもあると思う。
 普段の自分との違いを意識することができた成果だとも思う。

 そして、運動「ランニング」を続けたこと。
 EXERCISE42にも書かれていることですが、
「運動療法は薬物療法と同程度か、それ以上の効果がある」
当時の私はそんなことは知りませんでしたが、
結果的に「薬物療法」と「運動療法」を併用していたことになります。

 そして、なんとしても4月からは、仕事に復帰したい!
という確固とした決意があったからかもしれません。

 数年たった今でも、メンタルの浮き沈みはありますが
ランニングを続けることにより、メンタル疾患の予防をすることも
できているのではないかと思います。

■TO DO ①

 自己洞察のために、ブログを付け自分の状態を確認する。
1日の生活の楽しかったこと、きつかったことを記録する。
合わせて、有酸素運動(私の場合はランニング)を続けていく。

■気付き②やはり、「基本が大切。選択と集中。」

 メンタルヘルスの基本。それは、「睡眠」「運動」「朝散歩」
 睡眠~私は基本的に午後10時就寝、午前5時起床。7時間睡眠。
しかし、そううまくいかない時もある。就寝が10時半になってしまったり、
起床が4時半になってしまったり。

 できるだけ、就寝時刻と起床時刻を変更せずに生活するように心がけている。
 当然ながら、週末の土日も崩さない。
 かえって、起床時刻は早くなってしまうことが多いが。

 運動~私は市民ランナーなので土曜日と日曜日には、
10キロ以上走ることが習慣になっている。

 土日だけで3時間は有酸素運動をしていることになる。
 平日にも2~3回は5キロ:30分程度のランニングを入れるようにしている。
 仕事で走れない日が続くとメンタルにも不調を覚える。
 日中の仕事効率を上げ、なるべく残業を減らして趣味である
ランニングの時間を確保するように努めている。

 朝散歩~非常事態宣言が出ているときには、
在宅勤務の日には朝散歩&朝ジョグをする時間が取れた。

 しかし、通常の勤務に戻って以来、平日に朝散歩をする時間を
確保することは難しい。20分とか30分とか時間を確保することが難しい。

 家を建てるにしても、基礎がしっかりしていなければどんなに
立派な建物をその上に建てても、傾き不具合が出てくる。
 生活習慣も同じだ。今の健康を保持増進するためには、
何か新しいことにチャレンジするよりも、
「睡眠」「運動」「朝散歩」を確実に整えていく方が近道だ。
 私の改善点は、朝散歩→睡眠ということになる。

 世の中には様々な健康法があるが土台がしっかりしていなくては
ほぼほぼ意味がない。朝散歩・睡眠これを整えたうえで、
さらなるランニングのトレーニング、
笑顔の練習なども行っていければと思う。

 日常には時間が無限にあるわけではない。
 限られた時間資源を効率の良いものに使うべきだ(選択と集中)。
 「ブレイン・メンタル」の向上のためならば、
それは、「睡眠」「運動」「朝散歩」だ。

■TO DO ②

 ・30分の朝散歩!となると時間が取れなくて、
「やっぱりできない!」
となってしまうので、5分・10分でも、出来るところから朝散歩を実行し、
朝の光を浴び、リズム運動をしていく。

 ・7時間睡眠を確保するため、10時就寝できるように家庭内の仕事も調整していく。

■気付き③ お得な健康法。それは親切。

 REST90「つながり」「親切」は健康にいい。にも書かれている通り、
人に親切にするとオキシトシンが分泌される。

 オキシトシンのすごい効果もP242に詳しく書かれている。
(1 愛のホルモン 2 身体の健康 3 心の健康 4 脳の活性化)

 このことを知ってから、車の運転中にできるだけ、他の車に道を譲ったり、
横断歩道を渡ろうとしている歩行者を発見したら、
危険のない範囲で止まり渡っていただくことにしている。

 親切が世の中に広まっていけば、いつの日か自分の親切にしてもらえる。
 という面もあるかもしれないけれど、親切にすると自分の内面から
オキシトシンが分泌されて体も心も健康になり脳も活性化するならばなんて
お得なんだろう元手もかからず、
しかもひょっとすると人から感謝されるかもしれない。

■TO DO ③

・道を譲るだけではなくて、ものすごく大変なことではなかったら人
に親切にしていく。例えば、今この感想文を書いているけれど、
「買い物に行くから、一緒に行こう。(運転と荷物持ちしてね。という隠れ指示)」
と妻から言われているが、
「喜んで!」
と笑顔でこたえよう。

・小さなかとからできる親切・他者貢献をしていこう。
「朝散歩しながら、近所や公園のゴミを拾う。」なんて最高だと思ったのだが・・・。
(ゴミを拾うときに、リズム運動が乱れますね)
・・・欲張らず、そして、0か100か?でもなくできることから
少しずつ実践していきたい。

今回は、「ブレインメンタル強化大全」から3つの気づきと
3つのTO DOを書いたが、このほかにも本当にたくさんの話題が書かれていた。
 しばらくしたら読み返し、違う気付き・TO DOを見つけていきたい。

(蛇足ですが)
健康にいい生活習慣を「睡眠」「運動」「食事」「禁煙」「節酒」
「ストレス解消」の6つとしているが、
どうして「禁酒」じゃなくて「節酒」なのか?引っかかるところだ。

睡眠に悪い習慣ワースト5の「ワースト2」に「飲酒」を挙げている筆者がだ。
お酒の飲み方を工夫すれば悪影響を減らせるからか、
現実の生活に「禁酒」は難しいからか?
いや、筆者樺沢紫苑氏がウィスキー検定に合格するほど
ウィスキー好きだからではないかと想像している。

△△△△ ココマデ △△△△

ひでちゃんのブログはコチラから
https://blog.goo.ne.jp/okahide13355/e/1a21764fa99646c0d15c81303822e91d

自身の「うつ」からの回復体験を、
『ブレインメンタル強化大全』のノウハウと照合し、
自己洞察しながら、「睡眠」「運動」「朝散歩」の重要性を
極めて高い説得力で伝えています。

特に「運動」に関しては、
平日5キロ、土日は10のランニングを続けているのは凄いです。

メンタル疾患を治すための「運動療法」としては、
やや強度の高い運動を週3回以上することが推奨されていますので、
ランニングの習慣が「うつ」の回復を大きく助けたのは間違いないでしょう。

この感想文を「うつ」の患者さんが読めば、
「自分も運動でうつを治そう!」と思うでしょう。

最後の「蛇足」の質問。
なぜ、「禁酒」ではなく「節酒」か。

それは、『ブレインメンタル強化大全』は、
「実行しやすい健康ノウハウ」の大全にしたかったから。

7時間睡眠、週150分の運動、1日15分の朝散歩。
は、かなり敷居が低いはず。

しかし、「禁酒」としてしまうと、ほとんど人は実行できないし、
挑戦しようともしないでしょう。

また、本書の内容は、樺沢が全て実践している内容を掲載している。
ということもあり、「禁酒」に関しては、
期間限定で禁酒することはありますが、
継続的に禁酒してないこともあり、
「禁酒しなさい!」とは書けなかったのです(笑)。

読んでいない人は、そろそろ読んだ方がいい
『ブレインメンタル強化大全』(サンクチュアリ出版)

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コメント

  1. かしわぎはやと より:

    樺沢紫苑先生

    50代男性です。
    数年前、ゴチャゴチャしている頭の中を何とかしたい、このままではヤバい・・・そう思って、先ず「脳を勉強しよう」という考えに至りました。
    脳について調べていくうちに次は「睡眠」そして「集中力」へと繋がっていきました。

    何を通して勉強したかというと「読書」です。
    遅まきながら「読書とはこんな素晴らしいものなのか!!」と今更ながら感じています。
    「人生観が変わったっ!!」といっても決して大袈裟ではありません。
    昔の私を知る人は「人が変わった」と思っていることでしょう(苦笑)

    その「読書の素晴らしさ」に誘ってくれたのが、樺沢先生の数々の本です。
    「アウトプット大全」「インプット大全」「脳を最適化すれば能力は2倍になる」・・・私が「時間は大切な資源だ」と強く意識するようになったら今度は「神・時間術」と、私が本当に欲しているものをどんどん提供してくださっていただいております。
    本当にありがとうございます。(現在はストレスフリー超大全をまもなく読破)

    脳と睡眠と集中力については勉強しているうちに「自分だけが知るのではもったいないな」と思い、当時、中学三年生の息子に受験前に「プレゼンしてやろうっ!」と思い、パワポで資料を作り、プレゼンを敢行。タイトルはズバリ、「脳と睡眠と集中力と」。
    残念ながらあまり響かなかったようです。
    楽しく聞いてもらい、心に響くように作り上げるのを今後の課題としました。

    読書から始まって、「この素晴らしい知識や情報を息子へ」という思いに至って、第2弾、第3弾のプレゼン資料を作成中なのですが、徐々にこの気持ちが大きくなってきて、「ブログをやろう」という気持ちになってきております。
    「たとえ一人にでも響いてもらえれば!」という感じです。
    先生の仰る「アウトプット」です。
    ここに来て新たな目標ができた現在、時間がものすごく大切に思え、齢を重ねることも怖くないし、むしろ今後の自分にワクワクさえしております。(セロトニンやドーパミンがたくさん出ている感じです)
    それもひとえに樺沢先生の本との出会いがあったからです。
    「感謝の気持ち」でいっぱいになれたからです。

    書中をもっての略儀、恐縮ですが心より御礼申し上げます。
    今後の益々のご活躍、心より願っております。

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