実家に帰省中。
昨日、母親の血圧が200まで上がったので、
頓服の降圧薬を飲みました。
1時間後に、血圧は105まで下がりました。
さて、あなたなら、どう思いますか?
(A)血圧が下がって良かった!
(B)血圧が下がりすぎて心配だ!
母親は言いました。
普段の自分の血圧は、130なので、
それよりも25も低い。
血圧が下がりすぎて心配だ!
どうしよう! どうしよう!
と。
これが、80以下まで下がると心配ですが、
「105」は非常に良い血圧だと思います。
何も心配する必要はありません。
「血圧105は、全く心配ない」
と言っても、全く聞き入れません。
降圧薬を飲んだのですから、
普段よりも血圧が下がって,何の不思議もないのです。
それを、母親に説明しても全く納得しません。
「血圧が低すぎる! 低すぎる!」と
自分で不安の原因を作り出しています。
つまり、血圧が130+マイナス10の間に
収まっていない限り、常に不安になったり、
心配になったりする。
不安の無限連鎖。
それを、自分で作り出しているのです。
家庭用の血圧計というのは、「あくまでも目安」
ということを説明しても納得しない。
結果として、不安でまた血圧が上がったりして、
「毎日、心配でしょうがない」状態が続きます。
「朝散歩したら?」
と勧めても、「膝か痛いので無理」と0.5秒で一蹴されます。
まあ、樺沢理論では、1年くらいかけて説得すると、
考え方や行動は変化するので、気長に待ちたいと思います。
「ものすごくうまくいっている」のに、
そこに1%のマイナスを、強引に見つけだして不安になる。
メンタルが弱い人。
メンタル疾患の患者さんは、同じような考え方をします。
その偏った思考、認知に自分で気づきさえすれば、
メンタルはガラッと改善するのですが、
それが簡単ではありません。
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