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『キングダム』私の好きなキャラは・・・

昨日の映画『キングダム』の話に続いて、
本日も『キングダム』の話。

樺沢さんは、
『キングダム』のどのキャラが好きですか?
という質問をいただきました。

ズバリ






河了貂(かりょうてん)です。

フクロウの仮装でかわいらしいキャラ。

映画(原作でいうと第5巻まで)では、
目立った活躍はしないのですが、
その後、軍師として活躍していくくだりが好きです。

「天下の大将軍になる」と言う信。
「中華を統一する」と語るえい政。

この二人は、ビジョンが明確で、
最初から0・1秒でビジョンを語るわけですが、
河了貂や羌かい(きょうかい)は、初期の段階では、
ビジョンが見えていないキャラとして登場します。

どうしたいのか?
どう生きたいのか?
人生の目的は何なの?
二人のビジョンが定まっていくのは、少し巻が進んでからとなります。

最初の頃は、
「生きる」「生き残る」ことだけで必死だった河了貂は、
信のビジョンに触発され、
「信を助けたい」と思うようになります。

しかし、非力な貂は、武力で協力することはできない。

ということで、「知力」で勝負するため
「軍師」に弟子入りし、軍師として信を助けるように成長していきます。

映画では、「吹き矢」を武器としていた貂。

自分の短所と長所をよく知っている。
短所をカバーし、長所を活かす。
その結果としての「軍師」という判断。

かわいらいし顔して、実に「狡猾」。
ずる賢いというか、目的のために手段を選ばない部分がある。

無理して突っ込んで、気力だけで突破していく信とは実に対象的。

勝てなければ隠れる、逃げる。
そして虎視眈々と、自分が有利になるチャンスを待つ。

そんなずる賢さを備えているのが、貂というキャラクター。

自分の短所と向き合い、自分の長所を徹底的に伸ばしていく。
チャンスが来るまで待てる気長さと、
チャンスが来たときの行動の素早さ。

そんな部分に、自分自身を重ねるのです。

ビジョンは、
簡単に定まるものではありません。

貂が、自分が進むべき道を模索し、
「軍師として信を支える」という決断に至る過程が好きです。
個人的に、かなりの感動ポイントでもあります。

信や政は、ズバリ、ビジョンを語れるけども、
そんな人は滅多にいないのです。

誰もが、自分が何をしたいのか。どう生きたいのか。
将来の夢。ビジョンがわからない。

そんな、ビジョンを決めるという「迷い」と「苦悩」が、
河了貂と羌かいという、二人の重要なキャラクターを描いていくことで、
『キングダム』の「ビジョンを決めて生きる」というテーマに
圧倒的な深みを出しているのです。

自分が何をしたいのか?
どう生きたいのか?

それは、一朝一夕で出る答えではありません。

自問自答し、苦悩し、悩み、試行錯誤すると、
何となく見えてくる。

そして、ビジョンが決まると、人生は一気に加速します。

あなたのビジョンは何ですか?

信や政のように、
0・1秒で言えるようになると、
そのビジョンは現実になるでしょう。

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