あやうく、もう一冊買うところでした。
GWは、次の本の執筆に明け暮れていますが。
「自然の風景を見るだけで癒やされる」を裏付ける論文を多数紹介している
『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる
最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方』
を引用したい！
と思って昨日から、部屋の中を探していたのですが、
なかなか見つからない。
しょうがないから、 電子書籍（1836円）でもう一度購入するか・・・と思いましたが、
その前にもう一度探してみることに。
私の座右の書なので、
自分のイスから１メートル以内のところに絶対にあるはず！
と仮説を立てて探したら、右斜め下の積み上げの中に発見！！
二重に買わなくてよかったです。
ちなみに、自分のイスから半径１メートル以内に
５００冊ほどの本が積み上がっているので、なかなかたいへんです。
さて、
『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる』から
重要なポイントを引用するとこんな感じ。
千葉大学の研究、
森の中をゆっくり散策するだけでストレスホルモンが１６％減少し、
交感神経の活動が４％、血圧が１・９％、心拍数も４％減少。
質問紙の心理面の質問では、
気分が良くなリ不安が軽減するという効果が得られました。
日本医科大学の研究。
東京のビジネスマンを森に連れていき、３日間、
２～４時間森の中をハイキングしたところ、
免疫細胞であるNK細胞が４０％も増加し 、
一ヶ月たっても１５％増の状態で維持されました。
自然の中で散歩するだけで、
リラックス効果、いやし効果、免疫力増強効果など様々な効果が得られるのです。
とはいえ、都会に住んでいる人が、
しょっちゅう自然に行くのは難しい。
街中の公園ではダメなのでしょうか？
フィンランド国立自然資源研究所の研究。
オフィスワーカーに「都心」「（街中の）整備された公園」「森林公園」の
３ヶ所を３０分散歩してもらい、前後の変化を調べました。
公園で過ごした群では、ストレス回復度、活力度が上昇し、
気分がポジティブになり、ネガティブな感情が減り、
創造性も上昇し、ストレスホルモンのコルチゾールが低下しました。
それらの効果は、「（街中の）整備された公園」よりも、
当然「森林公園」の方が強く出ましたが、
それらの変化は街中の公園で１５分座っただけでも、
ある程度は得られることがわかったのです。
自然の風景を見る。自然の中で過ごすだけで、
アルファ波が増え、セロトニンが活性化されます。
ということで、自然の中を散歩する、自然の風景を見るだけで得られる
ものすごい効果。
理解いただけましたか。
ということで、せっかくのＧＷ。
自然の中を散歩する。
とっても、良いことだと思います。
本を読んだら猛烈に自然に出たくなりましたので、
翌日、自然の中で執筆してみました！！
はかどる！ そして癒やされる！
『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる
最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方』
（NHK出版）
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