socialMedia

オンライン診療について専門家に質問してみた!

最近、コロナ感染に関連して、
「オンライン診療」ということばをよく聞きます。

コロナ疑いの患者さん。
いきなり病院に来てしまうと、感染拡大の危険性があるので、
事前に診療できないのか?

あるいは、「コロナかも」と思って、
専門家に相談したいけども、病院に行くのもリスク出し・・・。
「オンライン診療」で、気軽に診察してもらうことはできないだろうか?
といった人も、多いはず。

「オンライン診療」についての関心が、
過去最高水準で高まっている昨今。

私の知り合いに「オンライン診療の専門家」が
いることを思い出しました!

そこで、今回は「オンライン診療の専門家」への
インタビュー形式で、
「オンライン診療」について教えていただきます。

【樺沢】
まずは、自己紹介をお願いします。

【たがしゅう】
福岡県で2019年10月よりオンライン診療専門のクリニック
「たがしゅうオンラインクリニック」
完全自由診療で行っている医師で
「たがしゅう」こと田頭秀悟(たがしら しゅうご)と申します。

専門は脳神経内科で、主に頭痛やめまい、
しびれや筋力低下など脳や神経にまつわる症状を診る医師ですが、
救急科や総合診療科での診療経験もあり、
現在は専門領域にこだわらず
内科的な病気であれば何でも包括的に診るスタンス
でやっています。

【樺沢】
「オンライン診療」って何ですか?
わかりやすく説明してください。

【たがしゅう】
パソコンやタブレット、スマートフォンのビデオ通話機能を利用して
診療を行うという新しいタイプの診療スタイル
です。

ビデオ通話での会話から情報を引き出し、
映像や音声から得られる情報をもとに病態を推察し、
食事や生活習慣、思考の問題について助言をしたり、
症状を緩和するためのお薬を
患者さんの自宅へ郵送したりすることができます。

2018年4月より保険診療制度でも条件付で認められるようになり、
2020年4月からは新型コロナウイルスの感染拡大の
状況を受けて条件が緩和され、
初診からオンライン診療が利用できるようになりました。

【樺沢】
今注目されるオンライン診療ですが、
オンライン診療のメリットは何なのでしょう?

【たがしゅう】
新型コロナウイルスの影響で、
感染のリスクを生じる対面診療を避けることができる
という点が注目されていますが、
実際には他にもメリットはたくさんあります。

例えば受診に際してかかる通院時間や交通費がかからない、
診察前の待ち時間がゼロ
プライバシーを確保しやすい

(病院へ受診している事を他人に知られにくい)、
クレジットカード支払いで決済が簡単
予約は24時間受付可能
薬が直接自宅など指定の住所に届く
またネットで情報を公開している医師に関して言えば、
事前に担当医がどのような医師かを知ることができ、
それが希望の医師であれば遠くに住んでいても受診することができる

などです。

ちなみに私も「たがしゅうチャンネル」というYouTubeチャンネル
や「たがしゅうブログ」というブログで
医療に関する様々な情報発信をしています。

たがしゅうチャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCaw0z5T-CK1448gH66L1wfQ

たがしゅうブログ:
https://tagashuu.jp/

【樺沢】
オンライン診療には、
非常にたくさんのメリットがあるのですね。

具体的に、オンライン診療は、
どんなシチュエーションで使えばいいのですか?

【たがしゅう】
何らかの事情で病院に受診したいけれど
病院へ受診することができないという方は
利用を検討してもらうとよいと思います。

例えば、体調が悪いけど仕事が忙しくてなかなか
病院に行く時間が取れない方は昼休みの時間を利用して
受診することができます。

あるいは子育てで忙しい方は自宅にいながらにして
受診することもできます。

また19時~22時の時間帯の夜診も行っていますので、
日中に病院を受診することができないという方は
夜にゆっくりとオンラインで受診して頂く
という使い方も可能です。

もう一つは普段受けている健康診断や通院中の病院で受けた検査など、
他所で得られた医療情報について
詳しい説明や検査結果の解釈の仕方について
じっくりとお話が聞きたいという方も
利用を検討してもらいたいと思います。

当院のオンライン診療は完全予約制で30分間まで
充分な時間を取る事ができます
ので、
普段医師に聞きたいけれど遠慮して聞けないような話を
ゆっくりと聞くことができます。

【樺沢】
30分の枠内まで、自由に話せるというのは、いいですね。
今、最も関心が集まる、
「コロナ感染」についての相談もできますか?

【たがしゅう】
もちろんできます。

オンライン診療では基本的に検査を行うことはできませんので、
コロナに感染しているかどうかを診断することはできませんが、
状況をうかがってそもそも検査を
受けるべき状況かどうかについて助言することは可能です。

また新型コロナウイルス感染症なのかどうかがわからなくても、
今の状態に対して生活上どのような点に注意し、
どのような行動を心がけるべきかを助言することはできます。

あるいは今ある症状を和らげるための漢方薬を
自宅へ郵送したりすることもできます。

【樺沢】
コロナ感染の不安を、自宅にいながら緩和できる。
それは、素晴らしいメリットですね。

ぶっちゃけ、オンライン診療の料金はどのくらいかかりますか?

【たがしゅう】
基本の診療枠は30分で5000円(税抜)となります。

また当院を利用するに当たってはスマートフォンが必要で、
オンライン診療支援アプリの「クロン」を
インストールしてもらう必要がありますが、
これの利用料が1回につき300円(税抜)かかります。

あとは薬を郵送する場合は量と種類によりますが、
だいたい2週間~1ヶ月分の薬剤代として
1000~5000円程度かかります
(※当院では医療保険を使う事はできません)。

また配送料が薬の量に応じた封筒や
箱の大きさで200~1300円程度かかります。

【樺沢】
ドクターに30分間、じっくり話を聞いてもらって、
5千円は安いですね。

ちなみに、心理カウンセラーのカウンセリングも、
1時間1万円が相場ですから。

処方箋は、もらえるのですか?

【たがしゅう】
保険診療で行うオンライン診療では
診療後に処方せんを郵送し、
近所の薬局へ持って行って処方薬を受け取るという方法で
されている所もありますが、
当院の場合はお薬を直接自宅にお送りする方式のみを
採用しています。

服薬指導も医師が直接行い、
アフターフォローとして何か薬で気になることがある場合に、
随時チャットで質問を受け付けるという対応もしています。

【樺沢】
最後に、一言ありますか。

【たがしゅう】
オンライン診療は発展途上の医療分野で、
多くのオンライン診療は通常の病院での診療を
オンライン上でなるべく再現するというスタイルを取っていますが、
私のオンライン診療はそれとは全く異なるものです。

すなわち診察・検査をし、
病名がつき薬が出されるという方法ではなく、
問診により食事・生活習慣上の問題点、
病気につながる思考のクセのようなものを指摘し、
それらの改善行動を提案することで症状を和らげ、
常に飲む薬をいかに減らしていくか
ということを目指すというのが私の診療スタイルです。

これまでオンライン診療は
「初診を必ず対面で受けなければならない」というルールがあり、
今までなら私のオンライン診療を受けるためには、
遠方に住んでいる方でも一度は私の対面診療を受けるために
わざわざ御来院頂く必要がありました。

しかしこの度の新型コロナウイルスの影響でルールが見直され、
オンライン診療を対面診療なしで初回から利用することが
できる状況となりました。

ただし、これは感染状況が落ち着くまでの時限措置とのことで。
感染が落ち着いたら再びオンライン診療を受けるために
対面診療が必要なルールに戻る可能性があります。

今であれば私のオンライン診療を
私と会ったことがない人でも利用することができますので、
この機会にオンライン診療という新しい治療の選択肢を
一人でも多くの患者さんに経験してもらえればと考えています。

【樺沢】
なるほど。

「生活療法」の指導をしっかりしてくれる!
素晴らしいです。

私も、生活療法。
生活習慣の改善でメンタル疾患は治せる!
と考えていますので、
たがしゅうさんの診療、治療方針には、強く共感します。

かかりつけ医のドクターも、
「生活療法」指導の重要性は、当然、わかってはいると思いますが、
なかなか忙しくて、手が回らないのが現状ですからね。

たがしゅうさん。
本日は、忙しい中、インタビューにお答えしてくださり、
ありがとうございました。

オンライン診療がもっと普及し、
患者さんが、もっと気軽にドクターに相談できる。
そんな時代が、すぐに来ることを期待しています。

たがしゅうさんのオンライン診療を、
実際に受けてみたいという方は、以下のサイトをご覧ください。

「たがしゅうオンラインクリニック」
https://www.tagashuuonlineclinic.com/

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画2159本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW

コメントを残す

*

CAPTCHA