socialMedia

「打ち明ける」ことで、自殺率は52%減

>「打ち明ける」ことで、自殺率は52%減

【質問】

「死にたい」という希死念慮を持つ人が、
それを誰から打ち明けたり、相談することで、
自殺(既遂)の確率を、
何パーセント程度減らすことができますか? 
推論してください。 

【回答】

「死にたい」と打ち明けて
“専門的な支援につながる”場合、
自殺(既遂)リスクはおおむね
2〜5割ほど下がると推論できます。

根拠は以下の、
近縁エビデンスからの3点推定です。

#1 連絡を取り続ける“ケアリング・レター(手紙)”
介入(ランダム化試験)では、
自殺死亡が約52%減(リスク比0.48)という
有意な低下が示されています。

#2 “安全計画+電話フォロー(SPI+)”
では、自殺関連行動(試み等)が約45%減。
死亡への直接効果は統計的に明確でないものの、
行動の減少は死亡リスク低下に寄与する
と考えられます。

#3 自殺未遂後の再発を防ぐ目的で行われた
ランダム化比較試験では、
「打ち明け→接触あり」の群は、
対照に比べて再自殺未遂のリスクが約38%低。

ただ「誰かに言う」だけでなく、
傾聴→安全計画→継続フォローに
結びつくほど効果が大きい。

したがって、
“身近な人へ打ち明け→専門支援へ同行・紹介→
定期フォロー”の連鎖ができたケースでは、
概ね20〜50%の死亡リスク低下を見込むのが妥当
と考えます。
 
個人差(方法・タイミング・危険手段への
アクセス制限の有無・既往など)で
効果は大きく変わります。

「打ち明け=自動的に半減」ではありません。
しかし、黙っているより、打ち明けて、
「つながる」ほど生存確率は上がる
というのが現時点の実証研究の示唆です。

(精神科医・樺沢紫苑が、
GPT5の回答をチェックし、リライトしました)

追伸

「死にたいという気持ち」
「希死念慮」について、
精神科医・芳賀高浩先生と
YouTubeライブで語ります。

 
「死にたい」→誰にも言えない
ではなく、
「死にたい」→誰かに打ち明ける
ことで、誰かとつながれる。
そうすれば、実際の自殺を減らせるはず。
 
そのためには、まずは
「死」や「自殺」をタブーとして封じるのではなく
オープンに語っていくことが重要です。

是非、視聴してください。
9月8日(月)20時30分〜

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画5530本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW

コメントを残す

*

CAPTCHA