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もっと自分を労(いた)わっていい!

『心がスッと軽くなる 93の処方箋』を読んでみた。

「悩んだら、とりあえずこの本読んでみて!」
と気軽にオススメ出来る即効性の高い1冊

私はスクールソーシャルワーカーとして、
日頃から保護者や児童生徒、先生方のお悩みを聴く立場にある。

殆どの方が「現状を何とかしたい」と思っているものの、
これといった対処法・解決策が見つからず、
現状にとどまり続け、苦しい思いをずっと抱えている
のを目の当たりにする機会も多く、
支援の手詰まり感を感じることも多い。 

ご存じの通り、今の学校現場は、問題が複雑・多様化しており、
難しいケースが殆ど。早急な解決が難しく、どれもが長期化する傾向にある。 

私自身の前職が、
保健所管轄の自殺予防・心の相談員でもあった為、
出来ることならば、根っこがまだ浅いうちに、
つまり子どものうちからの早期介入で、
将来的な二次障害やメンタル疾患の早期予防へと
繋げていきたいという強い思いで、
学校現場に支援に入らせていただいている。

もし、何らかの対処法を知ることが出来たなら、
今より少しでも前へと進むきっかけになり、
解決へと近づいていくことが出来るかもしれない・・・。 

この本は、そんな私の願いをも
気軽にかなえてくれそうな一冊だと思った。

本を読むことに元々苦手意識のある
小・中学生、普段から仕事や家事で忙しい保護者でも、
スッと気軽に短時間で読みやすく、
良い意味で敷居の低い構成となっているのも、
樺沢先生のお心遣いが感じられる一冊だと感じた。

樺沢先生の、精神科医としての
これまでの臨床経験からのエビデンスが
「93の処方箋」として、一冊に分かりやすく詰め込まれており、
この中のすべてに、
樺沢先生自身の「これすごく良いよ、効果あるよ」
という、温かなメッセージとして散りばめられている
ようにも感じ、読み進めていく中で、
心がほっこりとした気持ちになった。

私はこれまで、樺沢先生の著書を何冊も
愛読させていただいており、
樺沢先生の「精神疾患を予防したい」という理念にも深く共感
している立場として、この93の処方箋の内容は、
これまでの樺沢先生の理論が凝縮されており、
ほとんどが馴染み深いものばかり。

私自身も、普段から実践しているものもあり、
実際に自分でも効果を感じているものも多く、
対応している子ども達や保護者にも
気軽にオススメしたい一冊だと感じた。
 
また、私たち支援者も、困難ケースであればあるほど、
時として相談者のマイナスの感情に引きずられ、
共感疲労を起こしてしまうこともある。

人よりも訓練してきているとはいえ、
私たちも同じ人間である以上完全ではなく、
影響を受けてしまうことはどうしてもある。 

この本は、そんな心がお疲れの自分自身にも役立つ、
お守り的な一冊にもなると感じている。

心のエネルギーが消耗してしまった時には
「頓服的に」有効活用してみても良い。

この本は、自分自身をすぐにフラットな状態へと
引き戻してくれる心強い一冊にきっとなってくれる
ことだろうと思った。 

自分自身をまずは大切に出来なければ、
人に対しても余裕をもって支援を行っていく事は難しい。

自分自身が満たされていなければ、
本当の意味で相手の為にはならないと、いつも感じており、
自分でも普段から意識をしている。

そんな私の過去は、自分に対して相当厳しい人間だった。
成育歴の影響から、自己肯定感が低く、自分に自信が持てず、
自分の事があまり好きではなかったし、自分責めの常習犯だった。
 
しかし、そんな生きづらい自分自身を変えたくて、
樺沢先生のこれまでの著書も読ませていただいてきた中で、
だんだんとどんな自分でも受け入れられるようになり、
どんな自分にもOKが出せるようになってきた。 

個人的には、この本の93の処方箋のどれもが
「もっと自分を労わってあげて良い、
もっと自分に意識を向けて、
自分にもっと優しくしてあげて良いんだよ」
というご自愛のすすめ、
樺沢先生の優しさが伝わってきて、
読んでいて背中を押される思いを感じた。 

私は、著書や人との出会いというものはとても重要だと
考えており、
これからの人生を左右していくものにもなりえることを、
自身の経験からも強く実感している。

例え今が辛くても、これから生きやすくなるための考え方や
解釈の仕方を著者から学ぶことは、いくらでだって出来る。 

したがって私は、少しでも多くの方に、
樺沢先生の『精神科医が教える!心がスッと軽くなる93の処方箋』
をきっかけにして、過去の私のように、悩みが解消され、
心がスッと軽くなれる方がたくさん増えていってほしいと、
この本を通して改めて強く感じた。

最後に、新たな気付きとして、
この本の中で個人的に興味深かったものといえば、
53番の「暗示は現実化する」という内容だ。

私はいつも「あと3kg体重を落としたい!」
と言っている万年ダイエッター。

定期的にジムに通ったり、
運動も日常的に取り入れたりと何年も意識して
気を付けてはいるものの、
なかなか思うような結果には結びついてくれない。

恐らく、自分の中に「どうせ頑張っても痩せない」
という思いがあり、自分が痩せることに
自分で無意識にブロックをかけてしまっている
だけなのかもしれないと、これを読んでハッとした。

早速、樺沢先生の処方箋通り
「痩せるはず!」と強く意識して、
これから取り組んでいきたいと思います。

どこまで成果が出るか、
自分でも今から楽しみでしかない♪

△ △ △ △ △

『心がスッと軽くなる93の処方箋』感想キャンペーン!

最優秀賞受賞者、「めぐ」さん
の感想文を紹介しました。

【樺沢のコメント】

本は、ただ「そのまま読む」のではなく、
「自分ごと」として読むべきです。

そうしないと、役に立たないのです。

自分の職業や立場であれば、
そのノウハウをどのように活かせるのか?

常に自分に置き換えて読むことで、
本に書かれた「一般化されたノウハウ」が
「自分だけの唯一無二のノウハウ」へと
醸成していくのです。

この感想文を読むと、
「本を自分ごととして読むとは、どういうことか?」
が良くわかるのです。

私はスクールソーシャルワーカーとして、
日頃から保護者や児童生徒、先生方のお悩みを聴く立場にある。

自分の職業、立場、仕事の目的をふまえ、
そこを明確にし、何を改善したいのかを明確にして、
本を読み始める。

まず、目的の明確化。
情報の「アンテナ」を立ててから読み始めることで、
本を何倍も深く読める。

それが、この感想文を読むと、
実際に「深く読めている」し、
「自分に役立つノウハウをとれている」
ことも、おわかりいただけるでしょう。

特に、以下の一節は、鋭いと思いました。

個人的には、この本の93の処方箋のどれもが
「もっと自分を労わってあげて良い、
もっと自分に意識を向けて、
自分にもっと優しくしてあげて良いんだよ」
というご自愛のすすめ、
樺沢先生の優しさが伝わってきて、
読んでいて背中を押される思いを感じた。 

著者の「想い」まで理解し、
それを言語化できるのは、凄いことです。

単なる「感想文」を超えて、
「本を深く読む方法」を学べる点が秀逸で、
最優秀賞に選ばせていただきました。

追伸
めぐさんの「note」は、コチラ。
https://note.com/capy_bara23418/n/nb9c9e578dd40

追伸2
まだ読んでいない人は、そろそろ読んだ方がいい。
↓ ↓ ↓
『心がスッと軽くなる93の処方箋』(PHP研究所)

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