【今日の一言】
「すいません」の一言で人生が変わる。
【解説】
今朝の田園都市線の混雑が、半端なかった。
それで、「三軒茶屋」駅で、猛烈な力で右側から押された。
何ごとかと思ってビックリしたら、高校生が猛烈な力で押してくるのだ。
猛烈に押されてから、
「ああ、ここで降りるのか」と気付いてよけてあげたのですが、
私一人がよけたところで、ドアまでは何人もの人がいるわけで、
力で押しても押された人しかわからないので、
その高校生は、何人もの乗客を強引に押しのけながら、
人ごみをかきわけ、降りていったのです。
「すいません、降ります」と一言、言えばいいだけの話なのに・・・。
「すいません」の一言で、通路をゆずりあい気持ちのよい、朝の一時になったでしょう。
「すいません、降ります」というのは、たった1秒で言える言葉だし、
「この人、痴漢です」と言うのとは違って、特別な勇気が必要な言葉とも思えない。
一事が万事。
この高校生は、普段から思っていることを、言葉にしないのでしょう。
この高校生も
「自分は降りようとしているのに、なぜこいつらよけないんだ!」
と、腹を立てていたのかもしれませんが、
気づいてもらえなければ、言葉で伝えればいいだけ。
普段から、「言葉で伝える」習慣がないから、言葉ではなく、
いきなり「怒り」、つまり「感情」で伝えているわけです。
ほんの一言、「言葉で伝える」だけで、
ものすごくコミュニケーションが円滑になリます。
別に難しい言葉ではなく、
「すいません」とか「おはようございます」とか
「ありがとうございます」とか、そんなのでいいのです。
「言葉で伝える」って、本当に大切だと思いました。