「楽しい」ことをすると、ドーパミンが出て記憶力が高まり、
勉強がはかどる。
「いやいや」やると、ストレスホルモンが分泌され、
記憶力は低下し、やる気も出ない。
勉強は、楽しみながらやることで、
ものすごーーーくはかどるし、子供の成績もよくなる。
ということが
『アウトプット大全』
に、書かれています。
では、具体的にどんな関わりをすれば、子供の勉強は楽しくなるのか?
具体的な方法を教えて下さい。
と思った人も多いはず。
『アウトプット大全』と『インプット大全』は、
アウトプットとインプットの全体像を示すことを目的にしているので、
個別で具体的な方法までは、書けていません。
子供のやる気を引き出すには、具体的にどんなことをすればいいのか?
それについて、詳しく書かれているのが、
『家でできる「自信が持てる子」の育て方』
(沼田晶弘著、あさ出版)
https://amzn.to/2KWvkyu
です。
著者の「ぬまっち先生」こと沼田晶弘先生は、
現役の小学校の先生です。
子供の自主性、自立性を引き出す、斬新でユニークな授業は、
アクティブ・ラーニングの先駆けと言われ、
テレビや新聞でも取り上げられています。
例えば、ぬまっち先生のクラスで行われている「ダンシング掃除」。
掃除は、子供たちは大嫌いで、イヤイヤ、ダラダラ行うのが普通です。
掃除時間になると、PCからノリの良い曲を流すだけで、
子どもたちはノリノリで踊りながら、
楽しく掃除をするそうです。
ルールは、
「サビで踊る」ことと「3曲終わるまでに掃除を終えること」
それだけ。
サビで踊るわけですから、
3曲で掃除を終えるのはたいへん。
だからこそ、子供たちは、早く終わらせるように、
自分たちで工夫したり、協力したりするのだそうです。
本書の中から、気になる一節を引用します。
子どもたちに「考える力」、そして「考えたことを書く力」を
身に付けてほしいのです。
お子さんが何かを考え、自分なりの意見を導き出して、
それを人に伝える機会を作ってあげるのです。
そんなふうに意見を交わし合ったり、ときには話し合ったりすることが、
お子さんの考える力を一番伸ばすのではないかと思います。
「どうやる?」「いつやる?」と尋ねることで
「こんなふうにやる!」と
子ども自身に宣言してもらうのが一番です。
「話す」「書く」「行動する」。
子どもたちにアウトプットを実践させるだけで、
「楽しい」と思うようになり、実際に自分から行動するようになる、
というのが本書の一番重要な部分かと思います。
そう『アウトプット大全』と、非常によく似ているのです。
というか、ほとんど同じです。
これは、
『アウトプット大全』の「教育版」です!
子どもたちがアウトプットを体験させるだけで、
勝手に勉強し、自分から工夫するようになり、勝手に成長していく。
親や教師は、その「機会」を作る手助けをするだけ。
最近は、子どもたちが教師役になって教えたり、
自分から学びたい目標を設定したりと、
受け身型の授業ではなく、生徒が主役となる能動的に学ぶ
「アクティブ・ラーニング」が注目を集めています。
言い換えると、
これは「アウトプット・ラーニング」です。
インプット主体の勉強法から、
アウトプット主体の勉強法に切り替える。
本当に大切なことだと思いますし、
それを日本の先駆者となって広げている
「ぬまっち先生」の指導法にも強く共感するのです。
「子どもが、自分から勉強しない」と悩んでいる親御さんには、
救いの一冊になるでしょう。
『家でできる「自信が持てる子」の育て方』
(沼田晶弘著、あさ出版)
追伸
今テレビでも注目されている「ぬまっち先生」とトークイベントを
開催します。
アクティブ・ラーニングの先駆者、ぬまっち先生と
「アウトプット」の第一人者、樺沢紫苑の話が
一緒に聞ける、滅多にないチャンスです!!
沼っち先生、または樺沢の書籍1冊つきで、
参加費3,240円とお得です!!
■「AIに使われない人間」をつくる子育て術”
9月6日(金)19時半~
https://kabasawanumata.peatix.com/view?fbclid=IwAR3Tssi1HqIbkNFkOioznBVxzVbVQqq2dZ4A9EA4HoXlaZQLq0ygj4q87gk
【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画1500本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW