書評/映画評

12ヶ月の開運神社カレンダー: 日本の暦や文化も学べる! ~神社参拝も習慣化が重要

新年、初詣に行く人は多いと思いますが、
「初詣にしかいかない」というのも、また神様に失礼な話です。

私も、定期的にお参りしている神社があります。
近くまで行ったときは、必ず寄るようにしています。

白鳥詩子さんの新刊
『12ヶ月の開運神社カレンダー: 日本の暦や文化も学べる! 』

は、「神社参拝」と「カレンダー」を掛け合わせているのがおもしろい。

月ごとの開運参拝日に加えて、季節ごとのエピソード、
そして「おせち料理」「菱餅」「柏餅」などの由来や意味も解説されていて、
日本の文化についての理解も深まる、という内容。

3月3日「桃の節句」や5月5日の「端午の節句」を祝う家は多いでしょうが、
その由来、歴史的な背景が抜け落ちてしまい、
ただ「ご馳走を食べる日」になってしまっては、残念です。

子供たちにそうした由来を伝えていくという意味でも、
可愛らしいイラストがたくさん入った本書は、
お子さんと一緒に手にするのも良いかも。

本書の「はじめに」に、
「毎月のお参り、神様とのご縁が深まり、神様に愛されるようになり、
どんどん願いが叶う」「お参りは、1分でも長く、
1日でも多くするのが開運のポイント」と書かれているように、
本書は「参拝するなら、毎月、定期的に行きましょう」という
「神社参拝を習慣化して欲しい」という
白鳥詩子さんの「思い」が詰まっているように思います。

神社の作法や御利益別の神様の紹介もあってもりだくさん。
ムック本ということで、読みやすく、
お値段も1000円以下と手に取りやすいので、
神社参拝や開運に興味のある人には、
手に取りやすい格好の入門書と言えるでしょう。

『12ヶ月の開運神社カレンダー: 日本の暦や文化も学べる! 』
(白鳥詩子著、日本文芸社) 

追伸 発売から10日間ほど、
ずーーーっとAmazonで在庫切りになっていたのが、
ようやく入庫されたようです。
在庫あるうちに、ご購入しておいた方がいいですよ。

【関連ページ】
白鳥詩子さんの他の本も気になる方は、以下の書評も参考にしてください。

「神頼み」の効果を脳科学的に考察してみた
https://kabasawa3.com/blog/book-movie/kamimusubi

『神社で引き寄せ開運』日本人として知っておきたい神様の話
https://kabasawa3.com/blog/book-movie/jinjakaiun

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