昨日、珍しく映画のハシゴ。
『ライトハウス』に引き続き、日比谷シネマズシャンテにて
『返校 言葉が消えた日』を鑑賞。
公開初日の鑑賞です!
これも、『ライトハウス』同様、非常にユニークな作品でした。
予告編がうまい。重要なシーンを見せていないので、
どう展開するのかが全く読めない。
そもそも、政治映画? 学園もの? ホラー映画?
見ていても、どれとも言えない。
スリリングな展開で、全体像が見えたときに、ハッとします。
一言で言うと、台湾版『パンズ・ラビリンス』とでも言いましょうか。
台湾の大ヒットホラーゲーム「返校」の実写映画化なのですが、
中国国民党による独裁政権下の「禁書」をテーマにしていることもあり、
社会的、政治的要素が取り込まれていて、
大人が見ても楽しめる作品、というか大人が見た方が
楽しめる作品になっています。
映画は「構成」が重要ですね。
理解不能なイントロダクションからはじまり、
謎がちりばめられて、徐々に伏線が回収されていく。
本作では、構成の工夫が上手い。
傑作とまではいきませんが、なかなか見応えのある作品でした。
『返校 言葉が消えた日』 樺沢の評価は・・・・・・ ★★★★ (3・9)
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