書評/映画評

返校 言葉が消えた日 ~一番怖いのは・・・人間

昨日、珍しく映画のハシゴ。
『ライトハウス』に引き続き、日比谷シネマズシャンテにて
『返校 言葉が消えた日』を鑑賞。

公開初日の鑑賞です! 

これも、『ライトハウス』同様、非常にユニークな作品でした。
予告編がうまい。重要なシーンを見せていないので、
どう展開するのかが全く読めない。
そもそも、政治映画? 学園もの? ホラー映画? 
見ていても、どれとも言えない。
スリリングな展開で、全体像が見えたときに、ハッとします。

一言で言うと、台湾版『パンズ・ラビリンス』とでも言いましょうか。
台湾の大ヒットホラーゲーム「返校」の実写映画化なのですが、
中国国民党による独裁政権下の「禁書」をテーマにしていることもあり、
社会的、政治的要素が取り込まれていて、
大人が見ても楽しめる作品、というか大人が見た方が
楽しめる作品になっています。

映画は「構成」が重要ですね。
理解不能なイントロダクションからはじまり、
謎がちりばめられて、徐々に伏線が回収されていく。
本作では、構成の工夫が上手い。
傑作とまではいきませんが、なかなか見応えのある作品でした。

『返校 言葉が消えた日』 樺沢の評価は・・・・・・ ★★★★ (3・9)

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画2159本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW

コメントを残す

*

CAPTCHA