メモ術には、いろいろなやり方があっていいと思います。
私のメモ術、ノート術は、『アウトプット大全』その他の本で
紹介していますが、
あくまでも「一例」として紹介しているだけであって、
完全に全く同じメモ術、ノート術をしなさい!
とは、言いません。
「こんな方法もあったか」と、良い部分を自分の
メモ術に取り入れて、自分流の最高のメモ術を確立していく
これが、メモ術のおもしろいところ。
そして、私も20年以上かけて、
自分のメモ術、ノート術、アウトプット術を研ぎ澄まし、
今の方法に到達したのです。
つまり、いろいろな「メモ術」を学んで、
「良いところ取り」をすればいいのです。
その意味において、
ほめ育グループ代表。日本発の教育メソッド「ほめ育」を開発し、
世界17カ国、のべ50万人に広めている原邦雄さんの
『神メモ 紙1枚で人生がうまくいくメモの技術』は、
お勧めの一冊と言えるでしょう。
『神メモ 紙1枚で人生がうまくいくメモの技術』
(原邦雄著、すばる舎)
『神メモ』というタイトルですが、
1日の最後、寝る前15分に、紙1枚のメモを書く。
内容は、「タスク」「夢・目標」などを書く、というものです。
『神メモ』というタイトルからは、
「備忘録としてのメモ術」をイメージするでしようが、
「ドリームノート」や「タスクリスト」「日記」
などが合体したようなイメージです。
私がお勧めする寝る前15分の「3行ポジティブ日記」の変化型と
言ってもいいかもしれません。
寝る前にポジティブなイメージを想起しながら寝ることの重要性は、
『3つの幸福』などでも、散々、強調してお伝えしてきましたが、
本書では寝る前に「将来の夢、ビジョン」をイメージし、
そのために今できる「タスク」と向き合う、というワークになります。
寝る前に「将来の夢、ビジョン」をイメージすることは、
非常によい習慣だと思います。
ただ、「将来の夢、ビジョン」がわからない、という人も多い。
『神メモ』を実行することで、
「自分のやりたいこと」や「なりたい自分」を発見する
ことができるでしょう。
樺沢のノウハウでは、
「TO DOリストを朝に書く」を定番にしていますが、
本書では「寝る前にタスクリスト」を書きます。
どちらが良いのか? という問題はありますが、
「朝、落ち着いた時間がとれるのか」が重要です。
私の場合は、仕事の一番最初に、「TO DOリスト」を書いて
始業のリズムを整えますが、忙しいビジネスマンの場合は、
9時すぎるとひっきりなしに電話がかかってきたりして、
そんな暇はないかもしれません。
寝る前の落ち着いた時間帯に、
今日、1日の自分の行動を振り返り、
明日、何をすべきかを今日のうちに定める。
というのは、朝が忙しいビジネスマンにはいいなあ、
と改めて思いました。
本書の重要なテーマは、
「上手にメモをとる」ことではなく、
「いかに行動化していくか」にあります。
つまり、「行動化」。
そこは、私の『行動最適化大全』のテーマと共通するので、
非常に共感しました。
結論を言いますと、
書くアウトプットをすると、行動化が進む。
ということで、その辺は樺沢ノウハウと全く同じ
と言っていいでしょう。
書くアウトプットを毎日行うと、
行動化が進むことは、間違いありません。
重要なのは、「いつ」「何を書くか」です。
『アウトプット大全』『3つの幸福』『行動最適化大全』
と合わせて、本書を読むことで、
「いつ」「何を書くか」が明確にわかるはずです。
あなたのアウトプット力はアップし、
さらに行動化が進むことは間違いないでしょう。
自分の「タスク」「目標」「夢」が、ちっとも実現しない。
あるいは、「目標」「夢」がよくわからない、
という人に、特にお勧めしたい一冊です。
『神メモ 紙1枚で人生がうまくいくメモの技術』
(原邦雄著、すばる舎)
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