３０万部突破のベストセラー
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』の八木仁平さん。
その第２弾となる
『世界一やさしい「才能」の見つけ方』（KADOKAWA）
を読みました。
『「やりたいこと」の見つけ方』』と同様に、
図解が多く、直感的に理解できる。
読書が苦手な人にも、スイスイと頭入ってくる本でした。
自分の「才能」を見つけるのは難しい。
と思っている人は多いはず。
しかし、本書のアプローチは実にシンプル。
才能の見つけ方は、たった二つの公式にまとめられています。
公式１ 「短所←才能→長所」
公式２ 「才能×スキル・知識＝強み」
●公式１ 「短所←才能→長所」
公式１「短所←才能→長所」は、
才能は、短所にも、長所にもなる、ということ。
樺沢もいつも言っています。
それは、あなたの特徴です！
短所も長所も「見方」次第なのです。
「自分には、長所がない。欠点しかない」
という人も、心配ありません。
短所を裏返せば、
そこに「才能」が見えてくるのです。
巻末の「才能の具体例1000リスト」では、
1000個もの短所、長所、才能の具体例が網羅されていますので、
短所しかないあなたでも、
必ず「才能」が見つけられるのです！！
例えば、
「短所」自分のペースを見失う
「才能」相手のペースに合わせる
「短所」神経質になる
「才能」細かい間違いに気付く
のように、自分の「欠点」を裏返しにすることで、
自分の「才能」が見えてくる、というわけ。
あなたの「短所」にこそ、「才能」が隠れているのです。
●公式２ 「才能×スキル・知識＝強み」
自分の才能にあったスキルを身につける、練習することで、「強み」なる、ということ。
ピカチュウなら「ハッパかったー」を練習しても意味がない。
「１００万ボルト」を練習しなさい。
でんきタイプのポケモンは、でんきタイプの技を練習するべき。
このポケモンの例が、非常にわかりやすい。
「無駄な努力」といっては失礼ですが、
自分の「才能」に合わせたスキルを磨いていかないと、
時間ばかりが過ぎて、全く「結果」につながらない、
というわけ。
例えば、「まず、資格をとろう」という発想。
自分の「才能」にマッチした資格をとらないと、
その資格を全く活かせないどころか、
「自分に合わない仕事をする」という
「苦行」モードに陥るでしょう。
「スキル・知識」を磨く前に、まず「才能」を発見せよ！
という本書の主張に、圧倒的に同意します。
「自分の才能は、だいたいわかっている」
という人もいるかもしれません。
そんな人も本書を読んで欲しい。
なぜならば、本書のサブタイトルに
「一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド」
とついているように、
自己理解を深めることで「才能」が見つかるという本なのです。
樺沢は「自己洞察を深めよう！」とよく言いますが、
この「自己洞察」によって「自己理解」が深まる。
つまり、同じことです。
しかし、「自己洞察」というのは簡単ではないのですが、
本書では「公式」を利用し、「質問」に答えるだけで、
誰でも簡単に自己洞察が深めることができる。
非常に工夫された本になっているのです。
自分と向き合い、自分の「才能」を発見する。
その才能にマッチした、スキル、知識を身につけていく。
それではじめて、自分の「強み」が活かせるようになる！！
♯自分には短所しかない
♯自分の才能がわからない
♯自分の「強み」を活かせていない
という人は、是非とも、本書で自分と向き合い、
自己理解を深め、自分の「才能」に気付いて欲しいです。
追伸
４月３０日（日）２０時から。
八木仁平さんをゲストに迎えて、YouTubeライブを行います！
「才能」の見つけ方。
そして、ベストセラーの作り方。
二つの視点から、徹底的に「ココだけの話」を引き出します。
お楽しみに。
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