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日本精神神経学会@札幌に参加! 今日も、学びが多すぎる2日目

本日も、札幌で開催中の
日本精神神経学会に参加しました!!

本日も、
朝8時半〜終了の17時半まで、フル参加。

我ながら、よく勉強したなあ、
と思います。

インプットで、脳がパンパンです。

アウトプットしないと、忘れてしまいますので、
今日の学びをシェアします。

●【シンポジウム】
「心の病が治る」とはどのようなことか?

「心の病が治る」とは、どういうことか?
改めて、考えさせられる時間でした。

精神科医ができることは限られている。
患者さん自身ができること、すべきことを、
サポートするのが大切・・・と改めて思いました。

●【会長講演】
『真に役立つ精神医学 
当事者の人生の分岐点に立ち会うということ』

今回の札幌での学会の会長。
札幌医大教授の河西千秋先生の会長講演。

日本の自殺予防の第一人者である河西先生の話は深い。

自殺予防で大切なことが何か・・・がよくわかりました。

学生、職員に対するメンタルのケアの話も
響きました。

しっかりと、継続的に関わる。
難しいけども、やればやっただけ効果があるのは、
間違いなさそう。

増加しつづける10代の自殺。
それを減らすのに、非常に参考になるお話。

●【特別講演】『精神医学と自殺予防』

自殺予防の世界的権威、
デンマーク、カロリンスカ大学、ノルデントフ教授の話。

もの凄くわかりやすく、心に響きました。

世界でも自殺率が高い国の一つだったデンマーク。
様々な自殺予防策を講じたところ、
自殺率が3分の1以下に減った!
その施策の全て。

やれることを全部やる。
まさに、全部戦略。

自殺未遂をした人が、
再度の自殺未遂をする確率は、20〜30倍。

「死にたい」と思っている人に、
積極的に関わることが、
自殺予防の根幹なのか・・・と
改めて認識しました。

具体的なところ。自殺予防のエッセンスについては、
今後のYouTubeでも、少しずつお伝えしていきたいです。

●【シンポジウム】
『オキシトシンの向精神作用と精神疾患治療への展望』

オキシトシンが薬として使えるかもしれない。
その可能性を示す研究を紹介するセッションですが、
少し遅れて行ったら、満員で入室できなかった(泣)。
立ち見もできないほどの、超満員。

オキシトシンへの関心が、これほど高いとは・・・。

後日、オンライン視聴できるので、
そちらで改めて視聴します。

●【シンポジウム】
『リカバリーにおける働くことの意義とは』

回復(リカバリー)のためらは、「働くこと」は必須か?
それとも、「働くこと」のプレッシャーで
再発率を高めてしまっている?
復職して失敗しない方法は?

気付きが満載のシンポジウムでした。

時重要なのは、
「寛解(症状の消失)」だけではなく、
「認知機能の改善」を確認してから、復職すべきと。

「寛解」は、6ヶ月でおきるが、
「認知機能の改善」は、12〜24ヶ月
かかる場合もある。

それこそが、症状改善してすぐに復職すると、
再発して失敗する理由。

今まで、モヤモヤしていた謎が、
スッキリ言語化されていて、驚きました。

さて、明日は学会最終日。

樺沢の20年ぶりの学会発表。
ワクワク、ドキドキ。
さて、どうなることやら?

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