書評/映画評

366日 ~後悔のない生き方とは?

「こんな幸せな日々が、
365日ずっと続きますように」

映画『366日』を鑑賞。

沖縄の青空と青い海。
上白石萌歌さんの笑顔に癒やされる。

海岸で、美海が湊に、初めて話しかけるシーン。
下駄箱でMDを交換するシーン。
告白するシーン。

1つ1つのシーンに、ドキドキする。
そして、胸が締め付けられる。
 
そして、映像が美しい。
沖縄の青空と青い海が美しい。

相思相愛になって、
幸せ絶頂の美海と湊。
 
神社の絵馬に
「こんな幸せな日々が、
365日ずっと続きますように」
と書く2人。
 
しかし、残念なことに、
幸せは長くは続かない・・・。

 
では、
幸せを長く続かせる方法はあったのか・・・。
 
将来はわからないけども、
今、一瞬、一瞬の幸せを積み上げていく
しかないのでは?
 
本作で、私が好きなのが、
美海の告白シーン。

 
樺チャンネルでは、
「さっさと告れ!」が唯一の
樺沢の恋愛アドバイスだが、
本作で、高校生の美海は、
驚くほど素直に告ってしまう。
 
えっ、いきなり?
 
その、 
素直さ、ストレートさ、純粋さに、
に心が動かされます。

  
世の中、皆さん、考えすぎ。
「失敗したらどうしよう」
「嫌われたらどうしよう」
 
いや、
好きなんだから、
素直に「好き」と告白していいじゃない。
それって、素晴らしいじゃない。
最高じゃない。
 
自分の気持ちに、
もっと素直に行動していいんだよ。
という励ましのメッセージか。

見る前は、
「なぜ沖縄?」と思いますが、
美海の純粋さ、素直さを醸成した
沖縄の風土というものが、
映画を見るほどに、
説得力として伝わって来るのです。
 
偶然ですが、
昨日まで沖縄にいました。

サーターアンダーギーを食べて、
沖縄の青空と海は、「癒やされるなあ」
と思っていたところ。

そんなこともあって、妙に深く
共感するのです。
心に刺さるのです。
 
本作では、湊の「苦渋の決断」が、
あるのですが、驚くのは
何年も経って、その「苦渋の決断」に、
全く後悔していないこと。
 
映画や小説というのは、
「後悔」や「過去へのとらわれ」を
描くことが多いのですが、
本作では、どの人物も過去への「後悔」
がなく、今を生きている。

前に向かって生きているのが、
印象的です。

 
主人公たちは、
全力で考え、全力で悩み、行動する。
だから「後悔」がないのでしょう。

幸せとは何だろう?
後悔のない生き方とは?

素直で前向きに。
自分の心に正直に生きるこの素晴らしさが
描かれた『366日』に、
癒やされました。

『366日』 樺沢の評価は・・・・・・・ ★★★★ (4・4)

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画5530本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW

コメントを残す

*

CAPTCHA