午前中の時間の使い方で一日が決まる!
午前中、特に始業開始の30分は、自分にとって、
最も重要で本質的なことに時間を使うべき!
これらは、樺沢の『神・時間術』に書かれています。
午前中は、脳科学的にも、生理的にも、
集中力が高い時間帯と言えます。
しかしながら、午前中に
仕事や活動のスイッチが入らない。
という話も、時々聞きます。
そんな人の対処法が、
非常に丁寧に解説されているのが、
時間管理の専門家、
タイムコーディネーター吉武麻子さんの
『24時間が変わる 朝の30分』(大和書房)
です。
今日一日を満足できる一日にするために
朝30分で上手に
「一日のスイッチを入れる方法」が
書かれているのですが、
重要なのは、それは人によって違う、ということ。
のんびりスロースタートした方がいい人。
しっかりと計画を立てて進める方がいい人。
いきなり、集中して何かを片付けた方がいい人。
人それぞれで、いろんなパターンがある。
と許容しているところが、読者にやさしいです。
本書では、
「リセット」「計画」「整理」「生産」「成長」の
5つのタイプを自己診断して、
その人にピッタリな朝30分の時間の使い方を
提案しています。
私の場合は、「生産」タイプでした。
朝に集中して、仕事、勉強、アイデア出しなど
何かをやりきってしまうのが良いタイプ。
実際に、朝起きてすぐに、
原稿のドラフト(草稿)を書き出す
ということを、よくやっています。
でも、それが皆ができるわけではないんだ。
って、本書を読んで、改めて気付きます。
スロースターターな「リセット」タイプ
しっかりと計画を立ててから行動すべき「計画」タイプ
など、
自分にあった「朝30分」の行動をとることで、
一日のスイッチが入って、
充実した一日を過ごせる、というわけ。
例えば、朝コーヒーを飲んで
ゆったりとした時間を過ごすことで、
スイッチが入る人もいるでしょう。
時間の使い方が上手な人は、
無意識に、そうした行動をしているのです。
私の場合は、無意識に、
起きてすぐに、
思いついたことを紙に書いたりする。
元々、自分は「生産」タイプなので、
タイプにあった朝時間を使えていたので、
一日のロケットスタートをきれていたわけですね。
自分の朝時間の使い方。
うまくいっている人はいいのですが、
そうでない人は、時間に追われて、
何もできないまま、
惰性で一日をスタートしてしまう。
結果として、
惰性の一日になってしまいます。
本書の自己診断を使えば、誰にでも、
自分にピッタリの「朝の30分」の使い方がわかる!
というのは、秀逸です。
朝30分の時間の使い方で、人生が変わる!
間違いないと思います。
戦略的に朝時間を使えていない人。
惰性で一日をスタートしまう人には、
是非、読んでいただきたい1冊です。
『24時間が変わる 朝の30分』
(吉武麻子著、大和書房)

【関連ページ】
吉武麻子さんの他の本も気になる方は、以下の書評も参考にしてください。
タイパより『時間デトックス』でしょ!
https://kabasawa3.com/blog/book-movie/time-detox
じぶん時間割の作り方 ~忙しくて本も読めない・・・という人にお勧めの一冊
https://kabasawa3.com/blog/book-movie/jibun-jikanwari
「目標の細分化」が最もよくわかる本
https://kabasawa3.com/blog/book-movie/understand-the-subdivision-of-goals
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