書評/映画評

恋妻家宮本〜 夫婦とは何か?について考えさせられる映画

『恋妻家宮本』おもしろかった! 

笑いを通して、夫婦とはなんぞや?
ということを考えさせられる。

考えさせられる映画は、いい映画です。

ある日、妻が書いた「離婚届」を偶然発見した宮本。

決して悪い夫婦関係ではないと思っていたにもかかわらず、、
妻は密かに、離婚を考えていた。

なぜ?

どうして?

自分のどこが悪かったのか?

疑心暗鬼になった宮本の空想が、かなり笑えます。

主人公の宮本は、50歳。
私も51歳なので、いろいろな意味で、強く共感しました。

どこの夫婦もコミュニケーションがとれているようで、
とれていないんだな。

何年も暮らしているのに、
パートナーについて知らないことがたくさんある。

パートナーのことを理解できているようで、
意外と理解できていないとか。

夫婦関係あるある、の連続。

そんな描写を通して、夫婦って何だろう?
と、深く考えさせられるのです。

チョー優柔不断の宮本を演じる阿部寛の演技がチョー笑えます。

基本コメディーなので、笑いながら気楽に楽しめます。
それでいて、夫婦関係について考えさせられる、という。

若い人が見ても楽しめると思いますが、
結婚歴、10年以上の夫婦におすすめの映画。

夫婦一緒にみると、見終わった後、
ホッコリとした気持ちになりますよ。

『恋妻家宮本』予告編
https://youtu.be/GgvGBXyMxys