書評/映画評

ラプラスの魔女の悪夢

映画『ラプラスの魔女』

 

私はあまり映画を批判的に見ない主義で、
できるだけ「おもしろい部分」にフォーカスして見るようにしているのですが、
映画『ラプラスの魔女』。ものすごくつまらない映画でした。

 

東野圭吾原作、三池崇史監督で、
なぜこれだけ退屈な映画になってしまったのだろう・・・。

 

演技陣も悪くないのだが、本来の魅力を全然出せていない。
今年見た映画で、ワースト5くらいの出来と言わざるを得ません。

 

映画は、映像で表現するもの!

 

これが、私の「映画」に対する基本的な考え方です。

 

『ラプラスの魔女』は、説明が映像でなく、
全て「言葉」で説明されている。

 

それが、この映画がつまらない理由でしょう。

 

気象学、物理学、数学的な説明など、
興味深い部分はあるのですが、
小説で読ませるとおもしろいのに、
映画にすると強烈に退屈になってしまう。

 

この作品の原作は、映画向きではない。
と、思った次第です。

 

樺沢の評価 ★★

 

追伸
まあ、「おもしろい映画」もあれば
「おもしろくない映画」もありますね。

 

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