♯いきなりトラブル!! Google経路検索に誤り!!
本日より、ウイスキー蒸留所めぐりをスタート。
ただし、お酒を飲む都合上、レンタカーで移動できないので、
全て公共交通機関かタクシーということになります。
まずは、グレンモーレンジ蒸溜所のあるテイン
という街までバスで移動。
Google経路検索では、9時15分のバスに乗って
2回乗り換えと出ている。
その通りのバスに乗り、
念のため運転手に確認すると、このバスじゃなく、
2つ隣のバスだという。
おかしい?
Google検索が正しいのか、
それとも運転手の言っていることが正しいのか・・・。
ちなみに、バスは数時間に1本しか走っていないので、
1本乗り遅れると、次は3、4時間後になります。
遅れると、蒸溜所見学の予約が吹っ飛んでしまう。
最初に乗ろうとしたバスは、すぐに出発してしまった。
運転手の言うとおり、2つ隣のバスの運転手に確認すると、
その目的地に行くという。
Google検索を見直してみると、
そのバスは、
最初の目的地で乗り換えるはずのバスであった・・・。
つまり、1回乗り換えで目的地に着けるのに、
Google検索では、わざわざ面倒くさい、
2回乗り換えの行き方を表示していた・・・のだ。
完全な「間違え」ではないものの、
Googleの経路検索の限界を感じた。
ネットの検索結果を盲信するのは危険だ。
あくまでも「参考」にとどめる。
最終的な確認作業は必須、というわけ。
♯意外とネットが通じる!!
スコットランドは、街中以外はネットがつながらない。
Google地図とか、使えない可能性も高いので、
事前に全ての情報をダウンロードしておいた方がいい。
というアドバイスを、スコットランド旅行の経験のある
友人からいただいていた。
しかしながら、
実際は、バス移動中も、
ほとんどネットがつながっていた。
これは、大きな安心です。
ネットと電話がつながれば、
バスを乗り遅れたりしても、なんとかなりますから。
逆に、バス乗り換えの停留所で
次のバスが来ない。
ネットもつながらない、という状態に陥ると、
完全にお手上げ。
「ネットがつながる」ということが、
これほど安心につながるということを再確認。
追伸
おそらく、数年前と比べて、
スコットランドのネット環境は、格段に進歩しているのでしょう。
♯バスは予定時刻よりも早く通過する!
という話を聞いていたが、
実際にバスに乗ってみて、納得。
お客さんが少なく、ほとんど停車しないので、
バスは猛スピードで走り続ける。
最終目的地には、時刻表よりも10分も早く到着した。
ということは、後半の駅から途中乗車する場合、
時刻表よりも、かなり早くバスが来ることを意味します。
日本では考えられない話ですが、
これがコチラの常識のようです。
あくまでも、「時刻表」は”目安”にすぎない、
というわけ。
全ては、自己責任。
明日から、乗り遅れないように注意しよう。
♯グレンモーレンジ蒸溜所に到着
バスの乗り換えもうまく行き、完全に予定通り
目的地のグレンモーレンジ蒸溜所に到着。
ツアーの開始時間、15分前。
ピッタリだ。
一言で言うと、豊かな自然の中にある。
ウイスキーは自然が作る。
ということを、改めて実感する。
グレンモーレンジは、
世界で最も背の高いポットスチルを使っている。
それは、ときに「キリン」の首にたとえられ、
キリンのキャラクターがグレンモーレンジの
マスコットキャラクターにもなっているが、
確かにポットスチル(蒸留器)の前に立つと、
キリンぽかった。
美しい。
芸術的な美しさともいえる。
グレンモーレンジ。
好きな蒸溜所の一つなので、とても感慨深いです。
♯ターロギーの泉
グレンモーレンジ蒸溜所には、
3つの蒸溜所ツアーがあります。
今回、申し込んだのは、一番高いツアー。
その理由は、
グレンモーレンジの仕込水。
「ターロギーの泉」に行けるから。
グレンモーレンジは、スコットランドでは珍しく
数箇所しかない「硬水」を仕込み水に使っている蒸溜所です。
硬水を使うと、フルーティーなニュアンスが出やすいそうです。
「ターロギーの泉」といえば、ウイスキーの試験では、
ヤマ中のヤマでもあります。
蒸留所から車で5分ほど行ったところに、
ひっそりと存在する「ターロギーの泉」。
柵に鍵がかかっており、看板も何も出いないし、
おそらく私有地なので、
勝手に訪れることはできません。
そこは、落ち着いた空気感に支配された、
まさにパワースポット。
いるだけで安らぎ、癒やされる。
そんな場所でした。
泉の水も飲ませていただきましたが、
まろやかで、クリアでスムース。
硬水ならではの「硬さ」は、それほど感じません。
グレンモーレンジの味の秘密。
実際に、仕込水を飲んで「なるほど」という感じ。
口に入ったときの「柔らかい」「ソフト」な感じは、
確かに仕込み水にも通じます。
実際に体験して、
大きな「気付き」を得るのです。
ここでも、
「ウイスキーは自然が作る」
を再確認。
♯ゲストハウスで贅沢なランチ
その後、車で15分移動して、
「モーレンジ・ハウス」という
グレンモーレンジのゲストハウスに行き、ランチ。
ウェルカムドリンクでいただいた
カクテル「オールドファッションド」
が感動の味。
もちろん、グレンモーレンジを使ったカクテル。
グレンモーレンジのオレンジの香り、味と、
オレンジピールの香りがベストマッチ。
これは、最高のカクテルですな。
自分でも作ってみたい。
まあ、この場所で飲むからこそ、
ここまでおいしいのかもしれませんが。
その後のランチ。
メニューは、「サーモンのグリル」。
サーモンのグリルというと、
大味でバサッとしたイメージですが、
全く違います。
厚さ4センチほどのサーモンがすごい肉厚。
そして、ミディアム・レアの適切な焼き加減で、
口の中でしっとりと、ふわっとととろける。
日本のサーモンは、身がしまった凝縮した味わいですが、
全く違った味わいが楽しめました。
ガイドのレイチェルさんと、約1時間。
この地域の文化や生活の話を詳しく聞けたのもよかった。
食後は、グレンモーレンジ3種類をテイスティング。
オリジナル、ラサンタ、18年。
グレンモーレンジはいつも飲んでいますが、
ゆかりの場所で飲むと、全く違った味わいになりますね。
やっぱり、グレンモーレンジ18年はうまい!
その後、グレンモーレンジのマークの元になった
「ストーン」(巨石)を見て、蒸溜所に戻ります。
約4時間の充実したツアーを堪能しました。
来てよかった。
このツアーで、
ウイスキーに対する理解が、圧倒的に深まりました。
「体験学習」の効果!
座学のインプットには、限界があります。
(さりげなく『アウトプット大全』を宣伝)
♯次は、バルブレア蒸溜所
次は、バルブレア蒸溜所に移動。
タクシーは、レイチェルが予約してくれました。
モーレンジから、車で10分と直近です。
バルブレア蒸溜所は、映画『天使の分け前』の
ロケ地としても知られます。
モーレンジのツアーが終ったのが、15時すぎで、
バルブレアのツアー時間には間に合わなかったため、
テイスティングのみさせていただきました。
バルブレアは、普段それほど飲みませんが、
7種類を飲み比べると、その味の違いがよくわかりました。
ショップでは、初めてのハンドフィルを体験。
樽から直接ウイスキーをボトルに注いで購入するというのが、
ハンドフィルです。
ハンドフィルのウイスキーも試飲しましたが、
かなりフルーティーな味がしました。
♯ドーノッホ・キャッスルホテルに!
本日の最終目的地、
ドーノッホにある「ドーノッホ・キャッスルホテル」に移動。
ここは、ウイスキーマニア垂涎のウイスキー・スポット。
(詳しくは、明日のブログで)
古いお城を改築してホテルになっていますが、
そこにはウイスキー蒸留所もあり、
そこのバーが世界的にも有名なのです。
♯「鹿肉」
ホテルのレストランなで、ディナーをいただきました。
メインは「鹿肉」。
スコットランドは、「ジビエ」というイメージがあるので
頼んでみました。
ちょっとパサッとして、味はいまいちかな・・・。
♯マニア、垂涎のバーに。
バーの品揃えが凄い。
そして料金がリーズナブル。
一杯700円くらいから。
高いものは15,000円くらいのもの。
他では飲めないものを・・・
ということで、「ブローラ32年」を飲んでみました。
1杯1万円(65ポンド)!!
これが高いのか、安いのか。
ボトルで買えば、1本20万円以上する代物ですから、
正直安いです。
ブローラは閉鎖蒸溜所なので、滅多に飲めない貴重なウイスキー。
32年と超熟ですが、非常にフルーティーの華やか一杯でした。
一杯1万円のウイスキーは高いのか?
安いのか?
今回のスコットランド旅行。
交通費とホテルで、総額数十万円もかかっていることを考えると、
「安い」と思います。
「ブローラ32年」、おそらく二度と飲めない。
日本で飲むとすると、お値段は、この2~3倍はする。
という意味も含めて、「二度と飲めない」お酒でございます。
「体験を買う」ということ・
何事も「体験」が重要。
座学と机上の空論は無意味。
時間の浪費です!
そろそろインプットのステージは卒業して、
体験、実践、行動の
アウトプットのステージに進みましょう!!
【本日のまとめ】
(1)スペシャルな時間は、「お金」で買える
(2)インプットのステージは卒業して、
体験、実践、行動のアウトプットのステージに進もう!
そこには、自分の知らない、そして圧倒的な自己成長と
圧倒的に楽しい世界が待っている!
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樺沢先生・スコットランド旅行記
まとめ はこちら☆
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第1日目 スコットランドは遠い。
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/day1-scotland
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