■ シカゴ美術館
シカゴの重要な観光スポットに「シカゴ美術館」があります。
「グランド・ジャット島の日曜日」(スーラ)
「アルルの寝室」(ゴッホ)
「アメリカン・ゴシック」(ウッド)
などとともに、シカゴ美術館の目玉作品とも言えるのが、
ホッパーの「ナイト・ホークス」。
しかし、私はシカゴに3年も住んでいたというのに、
この「ナイト・ホークス」を見たことがないのです。
シカゴ在住時に何度かシカゴ美術館を訪れていますが、
なんと「ナイト・ホークス」は長期で貸し出されていたため、
実物を見ていないのです。
そこで、その無念を晴らすための今回のリベンジ。
果たして、「ナイト・ホークス」を見ることが出来たのか?
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「まさかの、貸出中」
だったら、メルマガとしてはおもしろいのですが、
今回は、しっかりと展示されておりました。
都会の「孤独」を描いた作品、と言われていますが、
写真を見ても全くピンとこなかったのが、
実際の作品を前にすると、
一人でバーカウンターに座る男の後ろ姿に、
ものすごい「孤独」を感じました。
作品が、思った以上に大きい。
本などに乗っている縮小された写真では、
作品の「全体」に目が行きますが、
大きな作品を前にすると、「部分」に目が行くので、
見える世界が変わってきます。
カウンターにポツリと座った男。
さらに、バー以外のカフェなどが閑散としているのが、
実物はより伝わります。
やはり、「本物を見る」って、大切ですね。
【シカゴ二日目の主な出来事】
■ 人気のタコス屋「Velvet taco」
アメリカでは、メキシカンがブームになっています。
「タコベル」とか昔からありましたが、
もっと高級な感じのメキシカンです。
ランチに、
テキサス発祥のタコスチェーン「Velvet taco」に行ってきました。
素材がフレッシュ。
トマトなどの野菜がおいしい。
良い材料を使えば、おいしいものができるという、
当たり前のことを、当たり前に証明している。
タコス1個が5ドル。
一人3個食べるのが普通のようなので、
客単価は15~20ドルと、ファーストフードにしては、
なかなかの高級感。
それでも、おいしいので満足度は高いです。
■ ハッピーアワーでワイン
ホテル併設のワインバー「Eno」。
「ハッピーアワー 50%オフ」の表示につられて入店。
一杯7ドルのグラスワイン。
予想以上においしい!!
また、量も多く日本の1・5倍くらい。
なみなみと注がれている。
つきだしは、「チョコレート」というのも意外。
カリフォルニアワインは、
日本で飲むとイマイチのイメージかもしれませんが、
アメリカで飲むと、コチラの乾燥した空気にもマッチして、
とてもおいしいです。
2杯飲んだだけですが、結構、酔いました。
これまた、満足度高し。
■ KOVAL蒸溜所
シカゴ発のクラフトウイスキー蒸留所「KOVAL」。
日本でも注目を集める蒸留所のツアーに参加。
「ライ麦」「オーツ麦」「キビ」「小麦」といった
穀物ごとに作られた「シングルグレーン」がここの売り。
ガイドのスタッフの人の解説の熱量が凄かった。
そんな情熱、愛情がウイスキーに詰まっているのでしょう。
普段、グレーンウイスキーはあまり飲まないのですが、
「その場所」で飲むと美味しく感じられました。
■ 熱気あるビール醸造所 EMPIRICAL BREWERY
KOVALのスタッフの人に、この近くに良い店ありますかね?
と聞いて、教えてもらった店。
自家製の地ビールが飲める店。
IPA、おいしかった! おもわず、「おいしい」とつぶやいてしまった。
パイントで7ドルなので、値段もリーズナブル。
平日なのに満員!!
カウンターしか空いていないという大盛況。
よく見ると、団体客50人くらいが、
ボードゲームをやっていた!
その、
ボードゲームに興味津々。
参加者に質問してみる。
「何というボードゲームですか?」
「エスケープを知らないの?
これは、ボードゲームじゃない!
ゲームというよりは、パズルだ。
みんなで協力してパズルを解くんだよ」
たまたま、声をかけたのが主催者の人。
「エスケープ」の魅力を熱く語ってくれました。
日本ではやっている「リアル脱出ゲーム」。
そのボード版みたいなものでしょうか。
30代、40代の大人が、
ゲームに熱中している姿はちょっとおもしろかった。
さらに、
ビールサーバー(の取っ手)が、ライトセイバー。
これは、だじゃれなのか。
さらに、スター・ウォーズのピンボールがおかれていたり、
Xウィング、ミレニアムファルコン、タイファイターの模型
が天井からぶらさがっていたり。
スター・ウォーズ愛にあふれる店でしたね。
あと、会計のスタイルが、
クレジットカードを預けて注文し、最後に会計するスタイル。
昔は、こんなシステムは、なかったので、
最初は「クレジットカード預けて大丈夫?」と困惑するも、
最後に、無事会計されて一安心。
キャッシュオンが当たり前だったバーにも、
キャッシュレスの流れが来ている、ということなのでしょう。
■ 熱気あるバー Hopleaf
KOVALのスタッフの人に、教えてもらっていたもう一軒の店「Hopleaf」。
注文したポテトフライが、
マックポテトの20倍くらいの量があってびびった。
それと、「ムール貝のワイン蒸し」を注文。
追加でサラダを頼もうとしたら、22時15分。
「22時でキッチンクローズ」と言われ、
サラダを食べ損ね、大量のフライドポテトのみを淡々と食べ続ける。
最初、「こんなに、絶対食べられない」と思ったものの、
やっぱりビールにあうんだよね。
結局、食べ切ってしまいビックリ。 この店も、平日(水曜)なのに、満員。
しかし、21時すぎるとスーッと人が引いた。
思ったのは、「食べながら飲む」のは昔のアメリカ人には、
なかったスタイル。
食事はレストランでして、
バーではつまみ無しで飲むのが普通だったのが、
食事しながら、つまみながらビールを飲んでいる人が大半で
アメリカ人のバーのスタイルの変化を感じました。
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