生産性アップ、仕事の効率化。
これは、職場のメンタルヘルスに直結する重要な問題です。
生産性が低い会社は、
結局、生産性の低さを労働時間でカバーするしかなく、
劣悪な環境の長時間労働になってしまうのです。
会社や職場の生産性アップというと、
一朝一夕には進められない感じがしますが、
「会議の時間短縮」はもっと即効性があって、
目に見える効果が得られる「生産性アップ」の方法と言えるでしょう。
参加者20人、1時間の会議を30分に短縮できれば、
それだけで10時間の時間が生み出されたのと同じ効果が得られます。
会議の時間短縮といえば、この人。
沖本 るり子さんが、第一人者だと思います。
先日、私の主催する樺沢塾でも、
ゲスト講師として「効率的な会議を行う方法」
というタイトルで登壇していただきました。
実にわかりやすく、
すぐに実践できる会議の時間短縮ノウハウに感動しました。
沖本さんの新刊
『生産性アップ! 短時間で成果が上がる「ミーティング」と「会議」』
(沖本るり子著、明日香出版社)
https://amzn.to/2Ag0bOA
は、そんな即効性のある会議の時間短縮術をまとめたものです。
このノウハウは、単に会議時間を短くするだけではなく、
参加者一人一人が当事者意識を持ち、
活発な意見が出て、問題解決がされた上で、
さらに時間短縮ができてしまう一石三鳥のノウハウとなっています。
具体的に私がおもしろいと思ったのは、
# 席の位置を◯◯にするだけで、議論が活発になる。
# 遅刻者は待たずに、定刻通りスタートする!
# 進行役を複数人で役割分担して当事者意識を持たせる。
# 進行役は輪番制にする。
# ある方法で全員から意見を集めることで、会議が活発化する。
# 会議の目的と目標は違う。それぞれを明確にすることで、
最後には、目的と目標を達成できる。
# 視点を分けて議論すると、話は脱線しない。
などです。
このように、今日からでも取り入れることが即効性のある
会議ノウハウが、59個も満載された1冊。
「うちの会社の会議はダラダラしている」という人は、
必ず読むべき1冊です。
『生産性アップ! 短時間で成果が上がる「ミーティング」と「会議」』
(沖本るり子著、明日香出版社)
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